電池カバーの折れたプラスチックの爪(ツメ)を修理・修復する
プラスチック製品の破損を自力で修復できる特殊な補修剤が「プラリペア」です。折れてしまったプラスチックの爪(ツメ)をつなげられます。さらに「型取くん」を併用すれば、プラスチックの爪の折れた部分を別の製品からコピーして元の状態に修復することが可能です。プラリペアで折れてしまった電池カバーのプラスチックのツメを修理・修復する方法を見ていきましょう。
プラリペアは粉とリキッドという構成
まずは「プラリペア」で、折れてしまった自撮り棒のマウント部分の接合部を補修してみしょう。武藤商事のプラリペアは、造形補修剤の粉5gとリキッド10mlという構成になっていて、実勢価格は1,555円です。
まずは造形補修剤に付属のリキッドを注射器で垂らします。この塊を注射針ですくって補修箇所に当ててください。さらに、補修剤を折れたプラスチック部分に塗り込みます。この時、やや多めに盛っておくのがポイントです。
そして、補修剤を塗ったプラスチックの接合部分にリキッドを垂らします。しばらくするとガッチリ硬化して完成。紙ヤスリで細部を整えます。これで故障箇所がプラリペアで修復できました。
プラリペアと型取くんでパーツ復元
このほか、折れて紛失したプラスチックパーツもプラリペアで補修可能です。同タイプのパーツから取った型にプラリペアを流し込み、硬化するまで待てば補修は完了します。そこで、折れてしまったリモコンの電池ケースカバーのツメ部分を復元してみましょう。
ここで利用するのが、武藤商事の「型取くん」。サイズは58W×7H×23Dmm×3個で、実勢価格は777円です。修復箇所となるツメは別のリモコンからコピーしましょう。型取くんを90度のお湯で柔らかくし、修復する箇所と同じパーツに押し付けて型を取ります。
型が硬化したら、中にプラリペアの補修剤とリキッドをスポイトで流し込み。補修箇所にくっ付けてプラリペアが硬化するまで待ちます。最後に型から取り出せば完成。プラリペアが硬化した後は、折れずに通常通り使用できました。
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ラジオライフ編集部
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