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アイワが発売した国内向けBCLラジオの中身は?

20世紀の日本は国内製造のBCLラジオで世界市場を席巻していましたが、最後までBCLラジオを販売していたソニーが撤退してしまった現在は、中国・台湾製の中華BCLラジオに頼る状況となっています。ソニーのBCLラジオを事実上製作していた十和田オーディオは、「アイワ」の商標を取得し、2018年に日本国内向けBCLラジオを発売しました。


アイワが発売した国内向けBCLラジオの中身は?

アイワのBCLラジオはTECSUNのOEM製品

アイワが2018年に日本国内向けに発売したBCLラジオ「AR-MD20」と「AR-MDS25」の実勢価格は、それぞれ7,300円、13,000円となります。そして、2機種はそれぞれ、中国TECSUNのBCLラジオ「PL-310ET」と「PL-398MP」のOEM製品のようです。

外見はほぼ同じですが、ディスプレイの色(TECSUNはオレンジ、アイワは青)、電源ボタンの色(TECSUNは赤、アイワは黒)など、微妙に異なっています。

国内向けの製品なのでパネルの表示は日本語、取扱説明書も日本語です。日本国内での保証も付いており、家電量販店などの店頭でも入手可能で安心して使えます。アイワが販売するBCLラジオ2機種を、BCLの視線で比較していきましょう。

AR-MD20とAR-MDS25は、ワンチップICによるDSP(デジタル信号処理)を採用した、長波(LW)/中波(MW)/短波(SW)/FM帯が受信できるオールウェーブBCLラジオ。基本的な受信性能は両機とも同じです。

アイワのBCLラジオの相違点は外観

アイワのBCLラジオ2機種では、短波放送ではほとんど使用されない11メーターバンドが省略されており、短波帯の上限は13メーターバンドまでですが、これで十分でしょう。

FMバンドは設定により、ロシアなどで使用されているOIRT(旧・国際放送機構)バンドの受信も可能。下限周波数の設定で64~108MHzまで受信できます。また、初級BCLには、あまり必要のないSSB/CWモード、同期検波の機能も省略されています。

両機の相違点は外観。AR-MD20は、小型のBCLラジオとして有名なXHDATA「D-808」よりも、ひと回り小さく、とてもコンパクトです。

AR-MDS25は、FMステレオ用にスピーカーが2個装備されているため、横長のデザインになっています。それでも本格的なBCLラジオ、TECSUN「PL-880」と比べると、全高が抑えられていて小型です。(文/赤林隆仁)

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ラジオライフ編集部

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