Amazon詐欺メールかどうかを確実に見分ける方法
「フィッシングメール」は語源の「釣り」のごとく、1本釣りのようにターゲットに実在の組織を騙る偽メールを仕掛けます。引っ掛かると、偽サイトに誘導され、IDやパスワードはもちろん、クレジットカード情報やATMの暗証番号まで盗まれてしまうのです。最近、増えているAmazonフィッシング詐欺の傾向と対策を見ていきましょう。

Amazonフィッシング詐欺のメール文面
フィッシングメールで偽サイトに誘導してIDやパスワードを盗み出すのが「フィッシング詐欺」。AmazonにおいてもAmazonを騙り、SMSやメールでフィッシングメールを送りつけるフィッシング詐欺が後を絶ちません。
フィッシング対策協議会によると、2020年1月のフィッシング報告件数は6653件。2019年12月よりも1555件減少したものの、Amazonを騙るフィッシング報告は依然として多いとのこと。そして、フィッシングメールが本物と見分けがつきにくいほど巧妙になってきているようです。
これまでは、いかにもメールの日本語が怪しかったり、リンク先のURLの文字が「amazone」などと見分けがつきやすいものでしたが、現在のAmazonフィッシング詐欺は正確な日本語の文面で作り込まれているものも存在。そのメールの内容はセキュリティの更新に関するものが多く、偽サイトに誘導します。
Amazonからのメールが詐欺かを確認
実際、Amazonからは購入の確認やレコメンドのメールなどが毎日、頻繁に届きます。それらに紛れてフィッシングメールが届くため、見た目が怪しくなければついつい騙されてしまいそうです。最近はセキュリティの更新を促し、クレジットカード情報などを盗み出すのがトレンドとなっています。
Amazonからのメールがフィッシング詐欺かを見分けるなら、送信メールのドメインを確認しましょう。Amazonからのメールは、基本的に「amazon.co.jp」「amazon.jp」「amazon.com」のいずれか。その前に「marketplace」などが付く場合もあります。
そして、Amazonからのメールが詐欺かどうかを確実に確認するなら、Amazonのアカウントサービスの「メッセージセンター」でAmazonからの受信メールを確認しましょう。具体的には、Amazonトップページの「アカウントサービス」→「メッセージセンター」でAmazonからの受信メールを確認可能です。
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ラジオライフ編集部

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