水に浮くシートカバーは寝袋にもなる防災グッズ
実際に津波被害に遭った人たちの声を集めて開発されたのが、車のシートカバー型の防災グッズ。普段はシートカバーとして車のシートに装着しておき、いざというときには浮き輪や寝袋、防寒着などさまざまな用途に利用できます。水に浮くシートカバー型の防災グッズを詳しく見ていきましょう。
シートカバーとして使う防災グッズ
車を運転中に、東日本大震災の津波被害に遭った人たちの体験談を元に開発された防災グッズが「フローティングレスキューカーシートカバーWETタイプ」。この防災グッズは普段は車のシートカバーとして使い、災害時は水に浮く浮き輪として、さらには防寒着や寝袋にもなります。
車のシートカバーとして使うときは、シートに被せてベルトで固定するだけの簡単装着。赤・シルバー・黒・オレンジ・ピンクの5色をラインアップしています。
この防災グッズは生地にはウェットスーツと同じ素材を使用し、背中部分に浮力体を装備している設計。サイズ/重さは52W×150Hcm/1.9kgです。実勢価格は32,184円となっています。
シートカバーが浮力ウェアになる
この防災グッズを頭までかぶれば浮力ウェアとして、体全体を浮かせられます。救命胴衣よりもカバーする範囲が広いので安心です。腰に巻きつければ、浮き輪代わりに使用することもできます。
素材は3層構造なので、保温性に優れている設計。防寒着として使用すれば、体温の低下を防げます。手足が出るような構造になっているため、災害時などでも動きやすいのも特徴です。
さらに、頭までかぶって横になれば、寝袋としても利用できます。浮力体の役割をするPCVマットにより、羽織らずに床に敷けば敷物としても利用可能。フカフカの座り心地です。
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ラジオライフ編集部
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