スマホがコンクリートマイクになるアプリとは？

スマホに「ボイスレコーダーアプリ」をインストールするだけで、盗聴器に早変わりします。また、スマホのマイクを壁に密着させればコンクリートマイクとしても利用可能。長時間の録音は容量が膨大になるため、無音部分をスキップして録音できる機能を搭載したアプリを選ぶのが盗聴器やコンクリートマイクとして使う時のポイントです。

スマホがコンクリートマイクに変身するアプリ

「自動ボイスレコーダー」は、音声を感知した時だけ録音できるボイスレコーダーアプリ。Google Playで無料で入手可能です。アプリをインストールしたスマホをターゲットとする場所に置くだけで、スマホが盗聴器に変身。スマホなら、棚やテーブルの上に無造作に置かれていても誰も気に留めることもありません。

さらに、スマホのマイクを壁に密着させてセットすれば、コンクリートマイクとしても利用可能。ボイスレコーダーアプリを作動させておけば、日中に壁の向こうで交わされている会話がコンクリートマイク代わりに録音できます。

スマホの盗聴器化やコンクリートマイク化のポイントは、アプリを使用する前に「無音部分をスキップしますか？」にチェックを入れておくこと。盗聴器ならスマホスタンドなどを使って自然な形で、コンクリートマイクならマイク部分を壁に密着させてスマホをセットしておけば完璧でしょう。

スマホがコンクリートマイクになるアプリで録音

あとはアプリで「録音」をタップして盗聴器もしくはコンクリートマイクとしてスマホをセットします。これで周囲の会話や隣室の物音など、盗聴器もしくはコンクリートマイクとして音声を感知した時だけ録音されるというわけ。盗聴器もしくはコンクリートマイクとしてロコンされた音声ファイルはMP3形式で保存され、クラウドストレージなどにアップロード可能です。

盗聴器もしくはコンクリートマイクとして使えるiPhoneのボイスレコーダーアプリであれば「Alon Dictaphone」に、無音部分をスキップできる機能が搭載されています。「無音時は録音しない」をONにして使えば、スマホの盗聴器化もしくはコンクリートマイク化は完了。App Storeで無料で入手可能です。

なお、スマホをリアルタイムで監視する盗聴器として使いたい場合は、iPhoneの「通話オーディオルーティング」が使えます。「通話オーディオルーティング」→「スピーカー」→「自動で電話に出る」をオンにしておきます。

このiPhoneに電話をかけると自動応答してくれるというわけ。すると、周囲の音が電話越しに聞こえてくるのです。「周囲の音を拾える＝盗聴器」という図式が成り立つのでした。