ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

デジタル一眼レフを暗視スコープに機能拡張する

通常、デジカメはフルスペックの上位機種と入門用の下位機種をラインアップ。下位機種は価格が安い分、機能が制限されています。じつは非公式の裏ファームを使うと、こういった制限を解放することが可能なのです。デジタル一眼レフの裏ファームを使って暗視カメラに機能拡張する方法を見ていきましょう。


デジタル一眼レフを暗視スコープに機能拡張する

Magic Lanternで暗視カメラに機能拡張

「Magic Lantern(ML)」は、海外の愛好家によって開発されたキヤノン一眼レフの非公式ファームです。タイムラプスやHDR動画撮影など、取扱説明書には無い多くの機能が追加できます。

中でも注目したいのは、LIVEモニター撮影時にディスプレイのゲインを強引に上げられる点。暗くてよく見えない場所でも、わずかな光があれば暗視スコープのように明るく観察できるようになるのです。

そこで、キヤノン一眼レフカメラの型落ちモデルにMagic Lanternを導入して暗視カメラに機能拡張する方法を見ていきましょう。今回は2012年にキヤノンから発売された、小型軽量フルサイズの一眼レフ「EOS 6D」。後継機の「EOS 6D Mark Ⅱ」には、タイムラプス動画やバルブタイマーなどが標準搭載されています。

Magic Lantern導入手順は、まず「Magic Lantern」公式サイトにアクセス。公式サイトには、純正ファームとMagicLanternファームの両方が置かれています。日本語のFAQも参考になるでしょう。

Magic Lanternで画面のゲインを調整

公式サイトの上部メニューから「Downloads」→「Nightly builds」をクリックして、該当する機種名を選択。「magiclantern-Nightly.2018Jul03.6D116.zip」(緑色の部分)をクリックするのです。

そして、カメラで初期化したSDカードに、解凍したファイル(「autoexec.bin」「ML」「ML-SETUP.FIR」)をすべてコピー。あとは、通常のファームアップと同様にアップデートします。

なお、カメラのファームが「1.1.7」の場合、先に「1.1.6」にダウングレードする必要あり。MLファームと同じページにある「Canon firmware 1.1.6」をクリックして、解凍した純正ファーム(6D000116.FIR)で、ファームアップと同じ手順でダウングレードします。

実際にMagic Lanternで機能拡張すると、ディスプレイ上のみですが、画面のゲインを「+2EV」→「+4EV」→「+6EV」と調整すると、暗くて見えなかった部分が浮かび上がってきました。明るくしすぎると粗くなるので、暗視スコープとしては2EV~4EVぐらいがよいでしょう。

■「暗視スコープ」おすすめ記事
FLIRは熱エネルギーを感知する暗視スコープ
暗視スコープ新世代はなんとカラー撮影ができる
暗視スコープに歴史アリ…3つの世代の特徴とは

■「暗視」おすすめ記事
スマホが暗視カメラになる「Seek Thermal」
隠しカメラになるUSBメモリは暗視撮影も可能
赤外線カメラで透視や暗視ができるメカニズムとは
赤外線カメラに改造されたLUMIXを使ってみた

■「撮影」おすすめ記事
赤外線フィルターを使った透視撮影にトライした
透視撮影が赤外線フィルターで可能になる理由
カーフィルムは透視できるか実際に試してみた

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事