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捜査三課の元刑事が教える泥棒から家を守る鉄則

刑事といえば捜査一課を思い浮かべる人も多いはず。刑事部には「一課」のほかに「二課」と「三課」、そして「四課」があります。捜査一課が殺人や強盗といった強行犯を扱う一方、二課は「知能犯」、三課は「盗犯」、四課は暴力団等の取り締りを担当。盗犯を扱う捜査三課の仕事を見ていきましょう。


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捜査三課の元刑事が教える泥棒から家を守る鉄則

捜査三課に手口係という部署が存在

捜査三課の担当する「盗犯」とは窃盗を指し、空き巣や引ったくりから万引き、自転車泥棒まで、対象となる種類は多くなります。そして盗犯は捜査二課の知能犯と違い、同じような手口で行われる可能性が高いのが特徴です。

そのために、捜査三課には家宅侵入や窃盗の手口を捜査する「手口係」といった部署も存在するほど。つまり、長年培った実績や経験が重宝されるわけです。

しかし、空き巣には「ピッキング」や「サムターン回し」といった開錠技や特殊道具が使用されるといった新たな手口も生まれています。その点において、経験だけに頼ることができない面もあるのです。

もう1つ、捜査三課の大きな特徴といえば犯罪件数の多さが挙げられるでしょう。捜査一課の強行犯や二課の知能犯と違い、盗犯はそれこそ毎日のように発生します。2016年度の警察の犯罪認知件数は約100万件。そのうち、なんと73%が窃盗犯です。ひったくりなど含めて、実に40秒に1回、窃盗事件が起こっている計算になります。

捜査三課が追う犯人は幅広くなる

このため、捜査三課が追う犯人もスリや空き巣、車上狙いのようなプロから、万引きをした主婦や学生、タクシー代をケチって無施錠の自転車を拝借したサラリーマンまで幅広くなります。

当然ながら、それだけ被害を受けた市民の数も多いというわけで、交番や所轄への通報のほとんどは、盗犯だといっても過言ではありません。あまり小さな事件なら、本格的な捜査が行われることはなく、交番や所轄で対処されます。

とはいえ、自転車泥棒や万引きの犯人が、実は大きな事件に関わっていたという可能性があることも…。それを見逃さないために、本部と所轄との連携をより密にしておかなければならない部署が捜査三課といえるでしょう。

そんな捜査三課で長年、空き巣や窃盗事件と対峙してきた元警察官によれば、泥棒は「家に入るのに5分、入ってから5分」といいます。すなわち、10分以内ですべての仕事を片付けることがセオリーです。このため「泥棒から家を守るには5分で入らせない家づくりをするのが鉄則」と話してくれました。

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