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盗犯を扱う捜査三課の元刑事が教える空き巣対策

2017年の犯罪認知件数は90万件。このうち7割以上を占めているのが窃盗犯です。ひったくりを含めて、50秒に1回は、窃盗事件が起こっている計算になります。そして、警察の刑事部の中でも窃盗犯を扱っているのが捜査三課です。市民生活に最も身近ともいえる捜査三課の仕事について見ていきましょう。


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盗犯を扱う捜査三課の元刑事が教える空き巣対策

捜査三課は実績や経験が重宝される

警視庁や道府県警本部にある刑事部とは、その名の通り「刑事事件」を扱う部署。刑事部には「一課」のほかに「二課」と「三課」、そして「四課」があります。このうち、殺人や強盗といった強行犯を扱うのが捜査一課。二課は「知能犯」、三課は「盗犯」、四課は暴力団等の取り締りを担当します。

ここで、捜査三課が担当する盗犯とは窃盗のこと。捜査三課の扱う盗犯は、空き巣や引ったくりから万引き、自転車泥棒まで対象となる種類が多いことが特徴。そして、詐欺などを扱う捜査二課の知能犯と違い、盗犯は同じような手口で行われる可能性が高い傾向があります。

このため、捜査三課には家宅侵入や窃盗の手口を捜査する「手口係」といった部署も存在します。つまり、長年培った実績や経験が重宝されるわけです。

一方で、空き巣には「ピッキング」や「サムターン回し」といった開錠技や特殊工具が使用されるといった新たな手口も生まれています。その点において、経験だけに頼ることができないことも捜査三課の特徴です。

捜査三課の元刑事による空き巣対策

もうひとつ、捜査三課の大きな特徴といえば犯罪件数の多さが挙げられます。一課の強行犯や二課の知能犯と違い、盗犯は毎日のように発生するわけです。犯人もスリや空き巣、車上狙いのようなプロから、万引きをした主婦や学生、タクシー代をケチって無施錠の自転車を拝借したサラリーマンまで幅広いわけです。

当然ながらそれだけ被害を受けた市民の数も多いというわけで、交番や所轄への通報のほとんどは、盗犯だといっても過言ではありません。あまり小さな事件なら、本格的な捜査が行われることはなく、交番や所轄の警察署で対処されることがほとんどです。

とはいえ、自転車泥棒や万引きの犯人が実は大きな事件に関わっていたという可能性もあります。それを見逃さないために、捜査三課は本部と所轄との連携をより密にしておかなければならない部署ともいえるでしょう。

そんな盗犯対策のプロともいえる捜査三課の元刑事によると、空き巣は「目・光・音」を嫌うといいます。空き巣対策で有効なのは、目なら防犯カメラ、光ならセンサーライト、音なら防犯ブザーなど。空き巣はリスクを冒したくないため、防犯意識の高い家には近づかない傾向があるのです。

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