交通機動隊がノルマ達成に狙う交通違反ベスト3
交通機動隊は、パトカーや白バイを使って交通違反を取り締まる専門部署です。元白バイ隊員によると、交通機動隊には「目標件数」と呼ばれるノルマが存在。新人だと月に100件の交通違反が目標といった具合です。このため月末は、目標件数を目指して小さい交通違反も必死に追いかけるため注意が必要なのです。
交通機動隊の優秀な隊員には狩り場
「交通機動隊には目標件数があります」というのは元白バイ隊員です。新人だと、月に100件の交通違反が目標といった具合です。「目標件数を達成しないと、部署の来期予算を減らされることになるので必死に守ろうとします」といいます。
月に100件の交通違反ということは、1日に最低3件以上の交通違反を取るということ。そんなに取り締まれるものでしょうか。実は、優秀な隊員は各自に“狩り場”があり、捕まえやすい交差点などを押さえています。
そういう人は“狩り場”を回ってスピード違反車を追尾し、しっかり捕まえています。できる人なら1日で20件も交通違反を取って来るとか。しかし、優秀ではない人は月末になっても必死に違反車を探しています。
交通機動隊がノルマ達成に狙う違反
交通機動隊の場合、スピード違反以外の取り締まりが多いと、あまり優秀ではないとみなされるとか。それでも、目標件数を達成するために小さい違反も必死に追いかけるのです。
そういった人は比較的ラクな左側追い越しや通行帯違反、携帯電話やシートベルトの不備などスピード違反以外の違反ばかりを狙っているとか。先輩の狩り場を借りたりして、なんとか目標件数を越えるように努力しています。
交通機動隊がノルマ達成に狙う交通違反は「通行帯違反」。高速道路では、追い越し車線を走り続けると違反になります。
「左側追い越し」も狙われやすい交通違反。追い越し車線を使わず、左側の通行帯から追い越すのは違反です。踏み切りや一時停止線などで停まらない「一時停止無視」のクルマも、月末に交通機動隊によく取り締まられます。
交通機動隊員もノルマ達成のために小さい違反も必死に追いかけるということ。月末はいつも以上に、安全運転を心がける必要があるかもしれません。
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ラジオライフ編集部
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