Googleマップにスピード違反取り締まり情報を表示
以前「Googleマップ」がイギリスの一部地域でスピード違反の取り締まり情報を載せたというニュースが話題になりました。日本でもGoogleマップ上にスピード違反の取り締まり情報が表示されれば便利ですが、その可能性は低いといえるでしょう。そこで、Googleマップ上にスピード違反の取り締まり情報を自力で表示する方法を紹介します。

Googleマップでスピード違反取り締まり連動
イギリスの場合、スピード違反取り締まりのオービスの位置情報を警察自身が公開しています。これは、オービスの設置自体によるスピード抑止効果を狙う考えからで、速度制限が厳しい市街地へも積極的に導入されています。このため、その情報提供を受けてGoogleマップ上にスピード違反の取り締まり情報を表示する可能性は低くないでしょう。
一方、日本の場合はスピード違反取り締まりのオービスの位置情報を警察が非公開にしています。工事情報や渋滞情報については、カーナビ向けにVICSがリアルタイムで流していますが、そこにオービス情報はありません。
ただし、非公式にオービスの位置情報を調べ、Googleマップにスピード違反の取り締まり情報を載せること自体は警察も禁止できません。そこで、Googleマップとスピード違反の取り締まり情報が連動しているケースも数多くあります。
Googleマップにスピード違反の取り締まり表示
例えば、「オービスガイド」を始めとするオービス情報サイトのほとんどが、オービスの位置情報を示すのにGoogleマップを活用しています。この場合、商業利用にあたるのでGoogleマップの使用契約が必要です。
一方、個人でもオービスの位置さえわかればGoogleマップの「マイマップ」機能にひとつずつプロットすることで、オリジナルのスピード違反の取り締まり地図を作れます。
また、ネット上には「東日本高速道路オービスマップ」「西日本高速道路オービスマップ」などの共有されたマップが公開されており、マイマップに読み込めば、スマホのGoogleマップアプリでもスピード違反の取り締まり情報が確認可能です。
また、Googleマップのストリートビューを使いオービスの設置場所を確認するのもよいでしょう。Googleマップのストリートビューの更新頻度から最新情報には対応しませんが、スピード違反の取り締まりに設置されたオービスのタイプを知るには有効な方法です。
■「オービス」おすすめ記事
オービスが作動する速度違反は何キロオーバー?
オービス検知アプリは新型オービスにもすぐ対応
オービスの種類と特徴はしっかり頭に入れておく
LHシステムは全国的に配備が進むオービスの主流
新型オービスの登場で変わる速度取り締まり対策
Nシステムは通行車両のナンバープレートを撮影
■「速度取締り」おすすめ記事
白バイ隊員がそっと教えるスピード違反の交渉術
速度違反で15km/h未満で捕まる可能性はほぼゼロ
スピード違反のネズミ捕りを察知する5つの方法

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 自転車にいきなり赤切符?警視庁が重点地区公開 - 2022年6月26日
- チラシを挟んでクルマを盗む窃盗団が新たに登場 - 2022年6月25日
- オービス通知もドラレコも付いたカーナビアプリ - 2022年6月25日
- ETC車載器1万円助成金キャンペーンまもなく終了 - 2022年6月25日
- オービスはバイクが対象外…はもう通用しない! - 2022年6月24日