コムテックの最新レーダー探知機を実走テスト
可搬式レーザーオービスが全国の都道府県警に続々と導入され、各地で神出鬼没の取り締まりが行われています。そうした無用な取り締まりを受けないために有用なのが「レーザー対応」のレーダー探知機。従来のレーダーとGPSによる探知に加え、レーザーの受信に対応し、普及が進む可搬式オービスを事前に警告してくれます。コムテックの最新レーダー探知機を実走テストしました。

コムテックのレーダー探知機の精度
全国で可搬式オービスによる取り締まりが本格化しています。埼玉や大阪などでは「LSM-310」という、新型レーザーオービスも登場。もはや可搬式オービスへの対策のためにもレーザー対応のレーダー探知機の導入は必須の状況でしょう。
コムテックの最新レーダー探知機「ZERO 709LV」は本体背面に超広角レンズとセンサーを4基搭載することで、より広い範囲をカバー。レーダー波(Kバンド)の識別が可能になったことで、オービス以外の誤警報を抑制、受信精度も大幅に向上しています。
「LSM-300」や最新の「LSM-310」といった可搬式レーザーオービスを探知するのは背面のレーザー受光部。クアッドセンサーを搭載することで、従来モデルより広範囲をカバーします。
コムテックのレーダー探知機で共有
固定式のレーザーオービスはあらかじめ登録されたGPSデータで対応。一般道では1km手前(高速は2km)から警告してくれます。レーザー/レーダー受信に加えGPSデータによる警告を行うことで、幅広いオービスに対応しているわけです。
オプションに「レーザー&レーダー取締共有システム」を用意。他ユーザーがレーザーを受信した場所がコムテックサーバを介して共有されるので、リアルタイムの取り締まり情報を利用できる仕組みです。
コムテックのレーダー探知機の受信方式はダブルスーパーヘテロダイン(レーダー部)、パラレル33ch(GPS部)。対応衛星はGPS、グロナス、ガリレオ、みちびき、ひまわり、GAGANで、無線受信は18バンドです。サイズ/重さは99W×55.5H×22.8Dmm/約110g。価格は33,880円です。
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ラジオライフ編集部

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