MSSS対応レーダー探知機がセルスターから登場
セルスター工業のMSSS対応レーダー探知機「AR-33」は、LSM-300をはじめとするレーザー式オービスに対応するレーダー探知機です。最大の特徴は同社独自開発のフレデリックレンズにより、水平上下最大60度の広角受信が可能になった点でしょう。さらに、AR-33はセンシス社のMSSSなどの可搬式オービスや車載型LSM-100による取り締まりも対応したレーダー探知機です。

MSSS対応のレーダー探知機がセルスターから登場
セルスター工業(Cellstar)のMSSS対応レーダー探知機AR-33は、レーザーの受信性能は従来モデルの約2倍となり、より広範囲のレーザーをキャッチ可能になりました。道路脇に設置されることの多いLSM-300のレーザー照射範囲は水平110度、約70m手前から違反車両を検知するといわれており、これらの存在をレーダー探知機でいち早く検知できるわけです。
本体とアンテナを別々に設置するセパレートタイプのMSSS対応レーダー探知機なので、アンテナをレーザーの受信しやすいダッシュボード上やミラー裏などに設置できます。MSSS対応レーダー探知機AR-33は一体型のレーダー探知機に比べて、本体設置位置の自由度も高くなるのがメリットです。
MSSS対応レーダー探知機AR-33は、レーザーの受信レベルを2段階(強・弱)で判定するので、オービスの接近をある程度把握できる仕組みです。MSSS対応レーダー探知機AR-33は新Kバンドのレーダーもカバー。MSSS対応レーダー探知機AR-33は北海道や千葉県で導入が進む、センシス社のMSSSなどの可搬式オービスも警告します。
MSSS対応レーダー探知機にセルスター製品
センシス社のMSSSは直近、導入実績を加速化させている可搬式オービスなので、新Kバンドに対応したMSSS対応レーダー探知機AR-33は心強い存在。しかも、MSSSは複数車線の取り締まりにも対応しているので、レーダー探知機がMSSS対応しているか否かは、重要なチェックポイントです。
さらには、セルスター工業製レーザー受信機「AL-02R」をリアに取り付けることで、MSSS対応レーダー探知機AR-33はレーザーの後方受信に対応。これにより、北海道などで導入されている車載型LSM-100によるレーザー式のスピード取り締まりをMSSS対応レーダー探知機AR-33は検知できるようになります。
MSSS対応レーダー探知機AR-33はゾーン30などの各種交通規制は、GPSデータで網羅。その他、取締りエリアやカーロケ周波数の受信など、MSSS対応のAR-33はレーダー探知機の基本機能は一通り押さえています。
MSSS対応レーダー探知機にセルスターから後継機
MSSS対応レーダー探知機AR-33の受信方式はダブルスーパーヘテロダイン方式(レーダー部)、34chパラレル受信(GPS部)で、対応衛星はGPS、グロナス、ガリレオ、みちびき、SBAS、無線受信は18バンドとなっています。
MSSS対応レーダー探知機AR-33のサイズ/重さは108WX58HX23Dmm/117g(本体)、64WX20HX36Dmm/85g(アンテナ)。MSSS対応レーダー探知機AR-33の実勢価格は39,380円です。
なお、MSSS対応レーダー探知機AR-33は2021年発売のモデル。現在は、その後継機となるMSSS対応レーダー探知機「AR-333」が2023年に発売されています。MSSS対応レーダー探知機AR-333の実勢価格は42,800円です。
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ラジオライフ編集部

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