無音カメラアプリで迷ったらLINE Cameraを選ぶ
メジャーな無音カメラアプリとして画質比較したのは、無音カメラの定番「Microsoft Pix」、遊べる無音カメラ「LINE Camera」、グルメ撮影に特化した「Foodie」、盛った写真が撮れる「Ulike」、爆売れしている無音カメラ「OneCam 2」の5つです。あらゆるシーンに幅広く対応できる無音カメラアプリはどれでしょう。

無音カメラアプリ独自の補正がプラス
「晴天撮影」は、晴天下で青空と白いビルを撮影してみました。どのアプリもキレイですが、FoodieやUlikeは独自のフィルターが適用されるため、色がやや不自然な印象。最も明るく自然な色で撮影できたLINE Cameraを勝者としました。
「雲天撮影」は、少し条件を悪くして曇りの状態で撮影。空や樹木の色がアプリごとにやや異なるのが分かります。Microsoft Pix、LINECamera、OneCam2はどれも優秀ですが木の枝まで黒つぶれせずに描写できたMicrosoft Pixが勝利です。
最も明るく自然な色で撮れたMicrosoft Pixを勝者としましたが、LINE CameraやOneCam2も大きな差はありません。しかし、ここでもFoodieやUlikeはやや不自然な色に仕上がっていました。
「夜間撮影」は夜間の住宅街をオートフラッシュで撮影。フラッシュ無しでも十分明るく自然な色で撮れたのがOneCam2です。FoodieとUlikeは雰囲気のある写真に仕上がっていて、独自の補正がプラスに働いている感じです。ただ、このあたりは好みが分かれるところでしょう。
無音カメラアプリは「LINE Camera」
「夜景撮影」は、はフラッシュが無いとさすがに暗くなってしまいます。オートフラッシュが有効のMicrosoft PixとLINE Cameraが明るく、キレイに撮影できました。LINE Cameraは、遠くに見える三日月のシルエットもくっきりです。
「人物撮影」は、室内で女性を正面から撮影しました。これは人物撮影に特化したUlikeが圧勝です。シミ・シワ・毛穴をあくまでも自然に消して美白化し、頬や唇の赤みを強調して美しく仕上げてくれています。瞳にもしっかりと光が入ることで目元がウルウルな印象になりました。
「食品撮影」は真っ赤なイチゴと、赤・黄・緑のミニトマトを重ねて撮影。やはり料理の撮影に特化したFoodieは優秀で、色鮮やかでおいしそうに撮影できています。次点はMicrosoft Pix。こちらも赤や緑が強めに出ていて、フレッシュさをしっかり描写できています。
Foodieは食品、Ulikeは人物撮影に効果を発揮しますが、総合するとあらゆるシーンで一定以上のクオリティで撮れるMicrosoft PixとLINE Cameraが高得点となりました。特にLINE Cameraは設定を変えると人物や食品撮影用のフィルターも利用できるので、汎用性が高め。無音カメラアプリで迷ったら「LINE Camera」を選べば間違いないでしょう。

ラジオライフ編集部

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