アオシマ「パトカー」プラモデルのこだわりは?
独自の目線でオンリーワンのプラモデルを企画・販売し、一部で熱狂的に支持されるアオシマ。子どもも大人も憧れた「西部警察」のプラモデルシリーズは大ヒットとなりました。驚くべきはシリーズは現在まで続いていること。アオシマのプラモデルの中でも「パトカー」に注目して見ていきましょう。

西部警察のパトカーをプラモデル化
アオシマの西部警察シリーズのプラモデルがスタートしたのは1983年。大門軍団の特殊車両である日産・スカイライン2000RS「マシーンRS」を第一弾プラモデルとして始まり、現在まで続いています。
2015年、名脇役の日産・430セドリックセダンが西部警察仕様で新たに発売され、ベテランマニアたちを驚かせました。1/24スケールの西部警察430セドリックセダンは「捜査用パトカー」と「覆面パトカー」の2種類です。
セドリックのパトカーといえば、西部警察の特徴である派手なアクションで横転したり、爆破炎上する役目を担ってきた名脇役。それがプラモデル化されたわけです。マニア感涙のアイテムとなりました。
クラウン白黒パトカーのプラモデル
セドリックのパトカーは、元々プラモ化していた「430セドリックセダン」の金型を使って発売したもの。コアなファンは、その時既に西部警察仕様の発売を予想していたといいます。価格はいずれも4,104円です。
1/32西部警察プラモデル「トランスポーター」は、西部警察の特殊車両「スーパーZ」「マシーンRS」をロケ地に運搬していた、裏方の車両をキット化したもの。ドラマ本編に出てこない車両を製品化する企画力に脱帽です。キットには、ミニサイズの「スーパーZ」「マシーンRS」が付属するこだわり。発売は1983年です。
2012年10月発売の1/24塗装済パトロールカー「200クラウンパトロールカー警視庁無線警ら仕様」は、現行車両であるトヨタ・200系クラウン白黒パトカーのキット。白黒の塗装済みで、誰でも組み立てられます。パトカーは長期的な取材でようやく製品化しました。価格は4,212円です。
■「アオシマのプラモデル」おすすめ記事
アオシマの独特すぎるプラモデル作りの歴史とは
アオシマの人気プラモデル「働くクルマ」の世界
バニラ宣伝カーやマグロ漁船のプラモデルがある
■「プラモデル」おすすめ記事
プラモデル製作代行サービスでお金を稼ぐ人たち
プラモデルの塗装に使われる食器乾燥機YD-180
ホビーオフのプラモデルを安く仕入れて高く売る
■「パトカー」おすすめ記事
交通機動隊と自動警ら隊のパトカーは何が違う?
覆面パトカーの見分け方は追い抜くクルマの車内
パトカーは自動車警ら隊と所轄で違っている