横領・不正が横行するNHKが抱える問題とは?
「NHKから国民を守る党」代表で現在、東京都葛飾区議会議員の立花孝志氏は元NHK職員。同党は「NHK集金人の戸別訪問規制」という独特な公約を掲げています。立花氏は、元職員ながら「NHKをぶっ壊す!」と痛烈にNHKを批判。受信料に関するトラブルが絶えないNHKは何が問題なのでしょうか。
NHKの不正隠蔽体質は変わらない
立花氏によると、現在のNHKは「職員の給与水準の高さ」「職員による横領など不正の多さと隠蔽体質」「公正中立といえない放送内容」といった問題を抱えているとのことです。
このほか「技術的に可能なスクランブルをかけずにテレビを所有する全世帯から徴収しようとする受信料の徴収方法」「時代とともに変わりつつある公共放送としてのNHKの役割りに対処しない古い体質」「集金人によって多発しているトラブル」などがあります。
立花氏は職員時代の2005年、週刊誌にNHKの不正経理を巡る告発をしました。巨額横領事件に関する不正な資料作成の業務命令が下り、退職を決意したといいます。立花氏によると、NHKの体質は変わっていないとのことです。
NHKは経費ごまかしが日常茶飯事
「経費をごまかすなんて毎日。タイムカードを押さず、もちろん帰りのタクシーチケットなんて使いたい放題。コンパで飲み代を出すとか、もうめちゃくちゃ」と、職員時代に経理を担当していた立花氏は言います。
他に、タクシーチケットを不正に利用して詐取するなども横行していたそうです。さらに、立花氏が30代の時で年収は1,150万円。NHKでは平均で1人につき約1,800万円も人件費がかかっているとか。
そのような内部の不正を抱えながら、強制的に受信料を徴収するようなやり方を取ると「NHKなんか見ていないのに、どうして受信料を払わなければいけない?」と、思う人が増えるのも無理はないと立花氏は話してくれました。
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