パソコンいらずでビデオテープをデジタル化する
かつて、テレビのお供といえばVHSという時代がありました。今ではビデオデッキの生産は中止となり、ビデオテープもどんどん劣化していくばかり。早く何とかしないと、せっかくのコレクションが台無しです。ということで、ビデオテープのデジタル化を手軽に進められるアイテムを紹介しましょう。

ビデオテープのデジタル化でタイマー
サンワサプライの「ビデオキャプチャーボックス(400-MEDI029)」は、ビデオデッキをコンポジットなどでつなげて再生するだけで、ディスプレイに映像を表示。あとは任意の箇所で録画ボタンを押せば、SDカードやUSBメモリにMP4形式で映像を保存できるアイテムです。
録画停止タイマー機能を搭載しているので、ビデオテープのデジタル化は放っておいて、別の作業をしても大丈夫。パソコンやテレビも不要なので、メンドウなデジタル化作業のハードルが下がります。年末の大掃除の前に、ぜひ取り組みたいところでしょう。
実際のビデオテープのデジタル化は、ビデオキャプチャーボックスがディスプレイを搭載しているため、最低限の機材のみで作業可能。用意するのはビデオデッキとコンポジットケーブルだけなので、手間がかかりません。
録画タイマーは60分・90分・120分・150分のいずれかを設定可能で、テープ1本丸々をダビングする際に重宝します。また、スピーカーを内蔵しており、デジタル化したファイルをそのまま確認できるのもポイントです。
ビデオテープのデジタル化を大画面で
HDMIケーブルを使ってビデオキャプチャーボックスとテレビをつなげば、大画面で保存済みのMP4ファイルを視聴することも可能。ちなみに、一連の録画作業は、テレビ画面に表示しても行えます。大きな画面で確認しながらビデオテープのデジタル化作業も可能です。
記録メディアは、SDカード・USBメモリ・外付けHDDなどさまざまに対応。メディア内に「photo」「video」フォルダが自動作成され、静止画と動画ファイルを自動で振り分けてくれます。ファイル名は日付です。
ビデオキャプチャーボックスのディスプレイサイズは3.5インチ、入力解像度は720×480ドット、出力解像度は1280×720ドットとなっています。電源はDC5V/1Aで、スピーカー出力は1Wです。サイズ/重さは160W×25H×73.5Dmm/160g。実勢価格は14,800円です。
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ラジオライフ編集部

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