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NHK受信契約は「電波状況が悪い」で断れるか?

NHKの受信契約を断る理由のひとつとして「電波状況が悪いのでNHKのテレビ放送を見ることができない」というものがあります。NHKには法律上、全国で放送を受信可能にする義務がありますが、NHKのテレビ電波が届かない場所もいまだ残っています。こうした地域に住む人も、テレビを持っているとNHK受信契約を結ぶ必要があるのでしょうか。


「電波状況が悪い」でNHK受信契約は断れるか?

映らないならNHK受信契約は必要なし

数ある放送局のなかでも、NHKだけは放送法上「あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内基幹放送」を行うことが義務付けられています。とはいえ、地上波テレビの送信所が近くにない、ビルの陰になってしまい地上波が映らない…といった地域はまだ残っています。

放送法では、NHKのテレビ放送を受信できる設備を設置すると、NHK受信契約を結ぶ必要が出てきます。そこで、テレビを所有していていてもNHKの電波が届かない場所であれば、NHKと受信契約を結ばなくてもOKです。ちなみに、地上波の直接受信が不可能でも、CATVなどでテレビ放送が視聴可能であればNHK受信契約が必要です。

実は、地上波デジタル放送が終了した2010年3月11日から、こうした難視聴地域向けに関東広域のキー局をBSでそのまま放送する「難視聴対策衛星放送」も行われていて、これを利用する場合はNHK受信契約が必要でした。しかし、2015年3月31日で難視聴対策放送は終了。空いたチャンネルは現在、BS4K放送用として使われています。

NHK受信契約には衛星放送のみも存在

難視聴対策衛星放送でNHKを視聴していた人は、その終了とともにBS放送のみが受信可能な状態。そのままでは地上波のNHKテレビ放送を見ることはできません。基本的にNHK受信契約は、地上波のみの「地上契約」の月額1275円と、地上契約を含んだ「衛星契約」の月額2220円の2つ。地上波テレビが見られないのに、高い衛星契約を結ばされるのは不公平です。

そこで、NHK受信契約にはBS放送のみしか視聴できない地域向けに「特別契約」というものが用意されています。特別契約の場合、NHK受信料は地上契約より安くなっていて月額1005円です。

なお、難視聴地域に住んでいてNHKの地上波テレビ放送がどうしても見たいという人向けに、NHKは「技術相談窓口」という問い合わせ先も用意。送信所の調整を行ったり共聴CATVを紹介してくれることもあります。当然ですが、相談によりNHKの地上波テレビ放送が受信可能になった場合は、NHK受信契約が必要です。

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