東芝が本気で企画したアルコールチェッカーとは
東芝が本気で企画した学習型アルコールチェッカーが「TISPY」です。呼気中のアルコール濃度を計測するだけでなく、翌日に二日酔いになったかを入力することでパーソナライズ。二日酔いになる前にお酒を抑制するお知らせを出したり、酔いがさめるまでの時間も予測してくれるアルコールチェッカーなのです。
学習型のアルコールチェッカー
「TISPY」は、東芝が企画した呼気中のアルコール濃度を計測する学習型のアルコールチェッカー。計測時の数値を表示するだけでなく、データを蓄積して二日酔いになる酒量や酔いが覚めるまでの時間を知らせてくれます。
無線LANを搭載したSDカードを使用することで、スマホと連動し専用アプリを用いた長期的な自己管理も可能。有効性試験に関しては、アルコール体質試験パッチを開発した「ライフケア技研株式会社」が協力しています。
アルコールチェッカーの使い方は、キャップを回転させて息を吹きかけるというもの。おしゃれなデザインなのも好印象です。さっそく、どのような反応が出るのかをチェックしました。
アルコールチェッカーで計測実験
今回のアルコールチェッカー実験では、一滴も飲んでいない状態の数値は0.08mg/l。350mlのビール1缶を飲み干して10分後に計測。それほど酒に強くない被験者だったため、酩酊状態を表す0.84mg/lという数値が出ました。
ちなみに、呼気から0.15㎎/l以上のアルコールが検出されると、道交法では酒気帯び運転違反として13点が加点されます。0.25㎎/l以上だと、同じ酒気帯びでも25点の点数が付加されるのです。
このアルコールチェッカーの電源は単4形乾電池×2本、通信方式はWi-Fi(FlashAir)です。サイズは70W×70H×18Dmm、重さは約100g。実勢価格は10,000円~となっています。(文/秋葉実)
■「酒気帯び」おすすめ記事
飲酒運転の取り締まりで使われる待ち伏せテク
飲酒検問は幹線道路から1本入った通りが狙い目
アルコール分解にはグレープフルーツジュース
グリチロンはアルコール分解薬として効果を発揮
アルコールチェッカー内蔵のスマホバッテリー
■「取り締まり」おすすめ記事
一時停止違反は証拠がないと警察は立証できない
速度違反で15km/h未満で捕まる可能性はほぼゼロ
白バイ隊員がそっと教えるスピード違反の交渉術
白バイが潜む場所!取り締まり神業テクニック
白バイの車種で取り締まり危険度を判別する方法
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 大きめモニターでプレビューできる暗視スコープ - 2024年10月9日
- NHK受信料の割増金はなぜ「2倍」になったのか? - 2024年10月9日
- いまだ高速でETC利用でない人がいるのはなぜ? - 2024年10月9日
- DJ-X82の受信周波数の拡大改造方法が判明した! - 2024年10月8日
- NHK受信料が義務化されたのはいつからなのか? - 2024年10月8日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
アルコール分解サプリで数値を測定してみた結果
飲酒検問で使われるアルコールチェッカー使い方
アルコール分解に効く飲み物はどれかを検証した
アルコールが抜ける時間を体を張って検証してみた
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]