往年の名車カプチーノのエラーチェックの裏ワザ
最新のハイブリッド車には、取扱説明書には載っていないメンテナンスモードが存在。隠しコマンドで車両の状態を簡易チェックできるモードに突入します。実は、こうしたクルマの隠しコマンドは古い車種にも存在しているのです。往年の名車カプチーノでエラーチェックができる裏ワザを紹介しましょう。

カプチーノを確実にエラーチェック
1989年の東京モーターショーで参考出品されて反響を呼び、1991年に市販車が発売開始されたのがスズキ・カプチーノです。30年近く経った今も高値で取り引きされています。
現行の車両なら、OBDで簡単にエラー箇所の特定ができますが、この時代にはまだ規格が統一されておらずメーカーや車種でエラー検査方法はマチマチでした。そこで、カプチーノのエラーチェックを確実にこなせる裏ワザを紹介します。
エラーチェックの裏ワザを行う手順は、まずエンジンルーム内の6ピンダイアグモニタカプラを取り出します。「DN」と「GND」をショート。右上1ピンがブランクなので、その横2ピンがDN、4ピンがGNDです。
カプチーノのエンジン警告灯が点滅
続いて、イグニッションをON。スピードメーターのエンジン警告灯が点滅します。このエンジン警告灯の点滅回数で、不具合箇所を特定できるのです。点灯は繰り返し表示されるので、慣れれば簡単に読み取れるでしょう。
実際にカプチーノでエラーチェックをしてみると、エンジン警告灯が「・-・・・—・-・・・—」とモールス符号のように点滅を繰り返しました。これはカプチーノで定番のO2センサーエラーコード「13」を意味します。この他に「23=吸気温センサー」、「31=圧縮センサー」などがあります。
カプチーノのエラーチェックの裏ワザは、同年代のスズキの名車「アルトワークス」や「ジムニー」でも使えるもの。エラーチェックを行う手順も同じです。
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ラジオライフ編集部

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