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高速道路の料金計算は1kmあたり24.6円だった

ETCを利用すると、休日割引・深夜割引などの割引サービスを受けられますが、そもそも割引される前の「通常料金」はどう計算されているのでしょう。距離が長くなるほど高くなるのは当たり前ですが、同じ距離でも路線により料金が違うこともしばしば。高速道路の通常料金が、どのような計算システムなのか解明します。


高速道路の料金計算は1kmあたり29.52円だった

高速道路の料金計算は距離制と料金表

NEXCO3社が管理する高速道路には、走行距離で通行料金を計算する路線と、各IC間の料金表が決められている路線の2種類があります。走行距離で計算する路線の方が圧倒的に多く、東名高速などの幹線はこちらです。一方、料金表があるケースとしては西名阪道・東京外環道などが挙げられます。

走行距離で通行料金を計算する場合、東京・大阪の近郊で指定されている「大都市近郊区間」の場合1kmあたり29.52円、そのほかの路線は「普通区間」と呼ばれ、1kmあたり24.6円です。これに、利用1回ごとにかかる150円を加え、消費税率10%を掛け10円単位で四捨五入したものが通行料金になります。

なお、現金・カード利用の場合、関越道関越トンネルなど5か所について、建設費用が高いなどの理由から大都市近郊区間以上の料金設定になっています。しかし、ETC利用ではいずれも普通区間として計算する仕組みです。

高速道路の料金計算は長距離で割引に

そして、100km以上走ると長距離割引があり、割引率は100~200kmまでは25%、200km以上は30%です。大都市近郊区間と普通区間が混ざる場合、それぞれの利用割合を元に割引後の料金を計算。そのため、東京IC→名古屋ICと名古屋IC→東京ICで通行料金は同じになります。

料金表がある路線については、当然ですが表に書かれたものがそのまま通行料金になります。複数路線にまたがるケースは、それぞれを通算する仕組み。例えば、第三京浜→横浜新道と走行した場合、料金表にある2個の料金を足したものになります。

また、走行距離で通行料金を計算する路線と料金表がある路線をまたいで走行する場合、NEXCO3社の路線を走り続ける限り走行距離は通算して計算するのが基本。そして、走行距離分と料金表分を加えた金額が実際の通行料金となります。


高速道路の料金計算はサイトを活用

ただし、料金表がある路線をまたぐと走行距離が通算されない例外が、札幌・東京・名古屋・大阪近郊にそれぞれ存在します。道央道(札幌南IC~札幌IC)と札樽道(札幌西IC~札幌JCT)、東京外環道、名古屋第二環状道、近畿道・阪和道(松原JCT~岸和田和泉IC)がそれぞれ対象です。

例えば、成田空港から高崎へ向かう場合、新空港道→東関道と関越道は別々に走行距離で算出するため、利用1回ごとにかかる150円を2回払うことになってしまいます。そして、このふたつを加えた金額に東京外環道分を合わせたものが実際の通行料金となります。

ETC限定で行われている休日割引・深夜割引などの料金は、以上のようにして計算した通常料金から、対象路線や時間帯を元に割り出す仕組みになっています。とはいえ、料金表を入手して手作業で計算するのは大変なので、NEXCO東日本などが提供する通行料金検索サイトを活用するのが簡単でしょう。

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