長距離移動に鉄道でなくレンタカーという選択肢
長距離移動でレンタカーを使うと、高速料金に加えてレンタカー代、ガソリン代がプラスされて高くつく…というイメージを持つ人も多いでしょう。 しかし、人数次第では鉄道よりもレンタカーを使った方が安いケースもあります。さらに、ETC割引を活用することで、よりおトクに長距離移動できるのです。

長距離移動で鉄道とレンタカーを比較
長距離移動をレンタカー利用と鉄道利用で比較した場合、当然ですがレンタカーの交通費は何人乗っても自動車1台分で済むのに対し、鉄道は人数分の運賃・特急料金が発生します。そこで、4人以上でドライブに出かけるケースでは、レンタカー料金を含めても鉄道より割安になることもあるのです。
例えば、大人4人で東京駅~大阪駅を新幹線のぞみ号普通車指定席で往復すると、JRの運賃は合わせて1万4720円×2×4=11万7760円(通常期)。一方、同じ区間でレンタカーを利用する場合、ETCを使って往復とも平日昼間に走ると、首都高速・阪神高速を含む通行料金は1万3310円×2=2万6620円になります。
ガソリン代については、荷物を考え7人乗りのミニバンを借りて、燃費が11km/lでガソリン価格を146.4円とすると、往復で約1万3710円。つまり、新幹線運賃から通行料金・ガソリン代を引いた7万7430円未満にレンタカー料金が収まればおトクということになります。
長距離移動にレンタカーETC休日割引
レンタカー大手・ニッポンレンタカーのWebサイトを見ると、大型ミニバンのトヨタ・アルファードハイブリッドを年会費無料のSRMメンバー価格で借りた場合、72時間ですべての補償を付けても7万4250円。このため、2泊3日のドライブを楽しみ翌朝返却するならレンタカー利用の方が割安。車種を選べばもっと割安になります。
そして、ETC割引を使えば、さらにレンタカーでの長距離移動のコストを圧縮可能。例えば、土日祝日に大都市近郊区間・東京湾アクアライン・関門トンネル・沖縄道を除くNEXCO3社路線を走行すると、ETC休日割引として通行料金が30%オフです。
2泊3日のドライブで往復とも土日祝日を選ぶのは難しいですが、片道だけでもETC休日割引にすれば、長距離移動の場合は通行料金をかなり節約できます。さきほどの東京~大阪の例でいえば、平日料金が普通車1万3310円に対し休日割引料金は9900円と、3千円以上割安となる計算です。
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ラジオライフ編集部

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