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2022年12月から使えなくなるETC車載器がある?

2022年12月から今使っているETC車載器が使えなくなる…と聞いて驚いた人は多いはず。これは、ETC車載器に限らず無線に関する基準が2022年12月1日から変わることによる影響です。しかし、ETC車載器に関しては規制対象となって使えなくなるケースはそれほど多くはありません。


2022年12月から使えなくなるETC車載器がある?

ETC車載器は5.8GHz帯を使う無線機器

じつはETC車載器は無線機器。ETC車載器はETCレーンに進入すると、5.8GHz帯の電波によって車載器と料金所の間で料金精算に必要な情報を無線通信しています。

ここで、2022年12月1日に変わる無線の基準は、本来の周波数帯の外で漏れている電波「スプリアス発射」に関するもの。正確には2005年12月1日にスプリアス発射の基準は変更されましたが、古い基準の製品でも2022年11月30日までは旧規格のまま引き続き使用できることになっているのです。

このスプリアス発射に関する新しい基準は、無線機器であるETC車載器も例外ではありません。新基準に対応していないETC車載器を2022年12月1日以降もそのまま使い続けると、電波法違反になってしまうのです。

とはいえ、この新基準に対応するETC車載器の規格の推移を見ていくと、本当に使えないETC車載器はかなり限られることがわかります。

ごく初期のETC車載器だけが旧規格

日本の高速道路でETCが本格的に使われ始めたのが2001年11月からですが、ETC車載器に関する規格「ARIB STD-T75」は、2002年11月の段階ですでにスプリアス発射の新基準へ合わせたものになっているのです。

つまり、2001年から2002年に発売開始され、旧規格で作られているごく初期のETC車載器だけが、2022年12月から使うことができなくなります。

そうしたETC車載器を持っている可能性がある場合、まずは製造メーカーに直接問い合わせるのが正解。当然ながら、旧規格の製品を販売していたメーカーはそのことは把握しているので、対象製品かどうか教えてくれるはず。実際、新基準へ対応しない製品の型番をWebサイトで公開しているメーカーもあります。

2001~2002年発売のETC車載器であれば、思い切って新製品に買い替えるのも一つの手。当時のETCと違い現在はより多くの情報をやりとりする「ETC2.0」が登場していて、高速道路にはETC2.0限定の通行料金割引サービスも登場しているからです。

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