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FMラジオのアンテナを伸ばす向きは水平?垂直?

超短波(VHF)の電波を使っているFM波は、MHzの単位で表記されます。日本のラジオ放送は76~95MHzで、VHF帯の中でも周波数が低い帯域です。VHF帯の電波の特性として、送信所から見通せる距離が電波の到達範囲になります。そのため、FM波の送信所は山頂などの高所や、都市部ではタワーに設置して見通し距離を稼いでいるのです。


FMラジオのアンテナを伸ばす向きは水平?垂直?

FMラジオ放送は県内に小規模な中継局

FM波は周波数が低い方なので、VHF帯の中ではある程度の電波の回り込みが期待できるのですが、AM波に比べると直進性が強く、山や建物などの遮蔽物があると回り込みません。

電波が届かない地域が多発するため、FMラジオ放送局は県内に小規模な中継局を複数建てて、聴取エリアをカバーしています。FM波の送信所がAM波の送信所よりも圧倒的に多いのは、小規模な中継局がたくさんあるからです。

FM波は地形の影響を受けやすく、送信出力も主要局で1k~10kWとAM波よりも弱いため、遠くまで飛んで行くうちに弱まってしまいます。ところが、山の頂上や尾根に達すると、そこで回折して山の裏側へと電波が落ちて行く、山岳回折が起こるのです。

FMラジオのアンテナはすべて伸ばす

その際、電波がパワーアップする山岳回折利得が得られて、さらに距離が伸びていきます。また、FM波が山に当たる角度によっては反射して、予想もつかない方向へ飛んで行くこともあるのです。なお、FM波は夜になっても伝搬状態は変わりません。

FM波はFMラジオのロッドアンテナすべて伸ばした状態で受信します。この時、ロッドアンテナは水平方向(地面と平行)にするのがコツ。FM波の圧倒的大多数は、地面に平行に波打ちながら飛んで来る水平偏波です。

この電波を強力に受信するためには、ロッドアンテナを横にして最も面積の広い状態で電波を受けます。ロッドアンテナの向きを左右に変えていくと、受信状態が変化していきます。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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