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少額投資でも手に入る鉄道会社の株主優待を比較

鉄道ファンのなかには「資金に余裕があれば鉄道会社の株を買いたい」という人も少なくありません。というのも、鉄道会社の株を持っていると、割引券や無料乗車券などが、株主優待としてもらえるからです。そこで、100万円以下の少額投資で株主優待が手に入る鉄道会社をピックアップしてみました。詳しく見ていきましょう。


少額投資でも手に入る鉄道会社の株主優待を比較

上場の鉄道会社にはすべて株主優待

現在、国内の鉄道会社で株式を上場している会社は、グループ持株会社を含め25社あります(阪急阪神ホールディングスは1社で計算)。上場中の25社は、いずれも株主向けの株主優待を行っており、1売買単位から優待を受けられる鉄道会社も少なくありません。

鉄道会社の株主優待は、JR各社(北海道・四国は未上場)とその他鉄道会社で仕組みが異なります。JRの場合は株主優待券1枚で1回分の運賃・特急券が割引となるのに対し、その他鉄道会社は片道1回の無料乗車券や1年間全線乗り放題となるパスを持株数に応じて配布しています。

このうち、JR以外の鉄道会社の全線乗り放題パスは、使い勝手はよいものの入手に150万円以上の投資が必要です。そこで、今回は100万円以下の投資で手に入る鉄道会社の株主優待を比較。「還元率がよい=投資効率がよい」鉄道会社はどこなのかを調べることにします。

JR九州の株主優待の還元率がダントツ

まずJRの上場4社では、JR東海は株価が高く100万円では購入できません。そこで、残る3社について新幹線でもっとも長距離を利用して株主優待割引を受けた金額を、購入した株価で割って還元率を調べます。なお、3社ともグリーン券も割引対象なので、割引額はグリーン車利用で計算します。

100万円以下の投資で考えた場合、JR3社の株主優待券は100株所有で1枚入手するのが一番効率がよく、1枚で受けられる割引率は、東日本が4割、西日本・九州が5割となっています。この割引率を元に、新幹線に最長距離を乗車した場合の還元率を計算すると、JR九州が2.97%と一番おトクな結果となりました。

新幹線の路線が一番短いJR九州が一番還元率がよいというのは意外ですが、これには株価が関係しています。2021年1月現在の株価は、JR東日本が6千円台、西日本が5千円台なのに対し、九州は2千円台と半額以上も割安です。そのため、株主優待券の還元率を計算するとJR九州が一番お得になるのです。


近鉄の株主優待の還元率が高い理由

次に、JR以外の鉄道会社について、100万円以下でもっとも効率のよく無料回数券がもらえる所有株数を購入して、無料回数券をすべて最高金額の運賃で使用した場合の還元率を計算してみます。その結果、近鉄(近鉄ホールディングス)が一番還元率が高く約2.14%でした。

近鉄の還元率が高いのは、同社の路線延長が長いことが最大の理由で、近鉄名古屋駅~近鉄難波駅のように利用することで高い還元率を引き出すことができるのです。近鉄に次ぐ還元率は西武(西武ホールディングス)の約1.6%で、こちらは株価が比較的安いことが高還元率につながっています。

そして、近鉄同様に路線延長が長い南海が還元率約1.57%で、ここまでが1.5%以上となります。ちなみに、JR東日本の還元率は約1.52%、JR西日本が約1.99%なので、株主優待狙いで少額の鉄道会社株を購入するのであれば、JR3社と近鉄・南海・西武の計6社が狙い目といえるでしょう。

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ラジオライフ編集部

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