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泥棒の「空き巣・忍び込み・居空き」の違いとは

「泥棒は『家に入るのに5分、入ってから5分』といわれます。つまり10分以内で、すべての仕事を片付ることをセオリーとしているのです。そこで、泥棒から家を守るには、5分で入らせない家作りをするのが鉄則になります」と話すのは、日本中の泥棒の手口を知り尽くした捜査3課の元刑事です。


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泥棒の「空き巣・忍び込み・居空き」の違いとは

泥棒で1番多いのは空き巣で61%

神奈川県警に30年勤め、刑事部捜査3課・国際捜査課に所属して数々の窃盗犯人と対峙。小川泰平氏に、泥棒の手口と対策法を解説してもらいます。

「泥棒には、空き巣・忍び込み・居空きの3パターンがあります。1番多いのは空き巣。住宅への侵入窃盗罪認知件数の約61%を占める空き巣は、人が留守の家を狙います。自宅にタンス預金をしている高齢者が主なターゲット」です。

「忍び込みは夜間など人が就寝しているところを狙います。捕まるリスクが高いことから“ノビ師”と呼ばれて、同業者らから一目置かれた存在です。忍び込み犯の割合は約22%ですが、増加傾向にあります」というのが現状です。

リスクが高いのに、あえて忍び込みをする理由は「今では銀行預金が当たり前で、自宅にお金を置いている人は単身者や若い世代にはほぼいません。なので、確実に財布やカードが自宅にある時間帯、つまり人がいる時間を狙って忍び込む手口が増えている」というわけです。

泥棒は天涯孤独で単独犯がほとんど

「3つ目の居空きは、留守だと思って入ったら実は人がいたというようなパターン。居空き専門の泥棒もいなくはないですが、少数派です。侵入手口としては、無締まりが約48%と最も多い」といいます

「現在、日本には泥棒だけで食べている職業泥棒が約3,000人おり、その半数の約1,500人が刑務所の中です。刑務所で泥棒同士が盗みの手口などの情報を交換し合って、入れ替わりでシャバに出てくる」というのです。

「泥棒というのは、天涯孤独で単独犯がほとんど。ですが、最近は役割分担を完璧に決めてグループで行動する者や、大勢で一気にあらゆる物を持ち去る外国人窃盗団もいて、多様化しています」という状況にあります。

「しかし、泥棒の思考の基本は同じ。“気づかれない・見つからない・捕まらない”という3つの原則があり、彼らはこの原則に沿った住宅を狙います。なので、防犯対策としては逆を行けばいいのです。“気付く・見つける・捕まえる”を心得ましょう。特に奴らは、目・光・音を嫌います」と話してくれました。

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