1万円以下のオモチャ暗視スコープの性能は?
ウレタン製ソフト弾を利用した、アメリカ生まれのトイガン「NERF(ナーフ)」。20m以上の飛距離で、ショットガンから電動ガトリンガーまで多様なブラスター銃が揃う人気シリーズです。そのNERF用デジタル暗視スコープがこちら。オモチャと侮るなかれ。1万円以下で買えるオモチャ暗視スコープの性能を見ていきます。
トイガン用のデジタル暗視スコープ
NERFの「モジュラスナイトビジョンスコープ」は、トイガン用のデジタル暗視スコープ。デジタルズーム機能を実装し、昼間はもちろん、7灯の赤外線LEDにより完全な暗闇でもターゲットを捕らえます。
デジタル暗視スコープ自体を赤外線カメラで撮影すると、レンズの周りに配置された赤外線LEDが発光していることが確認確認可能。トイガンにここまで必要なのか…と思われますが、夜行性の動物の観察などに最適でしょう。
実際のデジタル暗視スコープの画質を確認してみると、デイモードでは、最大5倍までデジタルズームアップが可能。光学ズームではないためドットが粗く、ブラウン管テレビを間近で見ているような画質の粗さになります。
暗視スコープは自動で赤外線が発光
ナイトモード(赤外線暗視モード)にすると、自動で赤外線が発光。真っ暗でも周囲が見えるものの、画質はデイモードよりさらに粗くなって見にくい印象です。
オモチャ暗視スコープを分解してみると、メイン基板(中央にGP327902のチップを搭載)には、LCD・CCDカメラ・ズームスイッチ・モードスイッチ・赤外線LEDが接続。起動時にはLCDに「NERF」のロゴが表示される設計です。
デジタル暗視スコープの倍率はデジタルズーム5倍(最大)。サイズ/重さは約90W×50H×125Dmm/315.5gで、電源は単3形乾電池×4本となっています。実勢価格は5,980円です。
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ラジオライフ編集部
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