レーザー速度取締り対応のレーダー探知機を発見
既存のレーダー探知機では察知できないレーザー式のスピード取り締まりが増えています。導入されているのは、可搬型の新型オービスやパトカーの車両速度計測装置。レーザー式による取り締まりはいつどこで行われるかわかりません。そんな最新レーザー波を探知するレーダー探知機を発見しました。
Xバンドに対応したレーダー探知機
アメリカはクルマ社会。巡回しているパトカーも多ければ、レーダー波によりスピード取り締まりも盛んです。州によっては使用が禁止されているようですが、Amazonでは、レーダー波9バンドに対応した「ESD7570」が大人気です。
このレーダー探知機は10.525GHzのXバンドに対応しています。Xバンドは無人の速度取り締まり装置のレーダー式オービスや、有人で行われるレーダー式ネズミ捕りで使われているものです。
注目すべきは、レーザー(アメリカでは「ライダー(LIDAR)」ともいう)によるスピード測定にも対応している点。可搬型の新型オービスやパトカーの車両速度計測装置など日本でもジワジワとレーザー式が増え続けています。
レーダー探知機のレーザーは未確認
ただし、日本のレーザー式の仕様がアメリカと同じかどうかは現状では未確認。YouTubeには、このレーダー探知機の性能をチェックする動画がいくつかアップされていますが、レーザー波取り締まりは数が少ないのか見当たりませんでした。
スピード取り締まりの警告は、レベル表示とアラームで行う設計。「L」と書かれているのがレーザーによる取り締まり用です。このほか、明るさ調整ボタン、ミュートボタン、モード切替ボタンが設置されています。
このレーダー探知機が対応しているのは、Xバンド/Kバンド/Kaバンド/Laserほか。サイズ/重さは70W×98H×33Dmm/121gとなっています。実勢価格は46.8ドル(約5,000円)です。
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ラジオライフ編集部
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