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口が固いことで知られる捜査二課が扱う犯罪は?

警察の刑事部捜査第二課は、企業の横領や談合に脱税、贈収賄や選挙違反、詐欺などの知能犯を扱う部署です。捜査二課は大きな経済事件を担当する、警察のエリートコース。中でも捜査二課をまとめる二課長は警視総監の登竜門といわれています。歴代警視総監も輩出する捜査二課の仕事について詳しく見ていきましょう。


口が固いことで知られる捜査二課が扱う犯罪は?

捜査二課は捜査中の事件は完全に秘密

刑事部には「捜査一課」から「捜査四課」があります。捜査二課は「知能犯」、捜査三課は「盗犯」、捜査四課は暴力団等の取り締りを担当。ただし、警視庁と福岡県警では四課を「組織犯罪対策部」「暴力団対策部」として独立させています。

これらのうち、捜査二課の担当する知能犯とは、詐欺や通貨偽造、贈収賄といった金銭・経済・企業犯罪を指し、さらに選挙違反も捜査二課の担当。もちろん、世間を賑わせている「振り込め詐欺」などの特殊詐欺を担当しているのも捜査二課です。

このため、捜査二課は捜査中の事件に関する情報は完全に秘密です。扱う事件が、例えば贈収賄などの場合、容疑者が当事者間で口裏合わせして証拠を隠滅されてしまうと捜査が難しくなります。捜査二課の刑事は、捜査しているという情報が漏れてしまわないように内々に捜査を進めていくのです。

捜査二課の刑事は口が固いといわれる

元捜査二課の刑事によると「ある信用金庫の着服事件では職員の内部告発、ある企業の談合事件は入札率などの数字を自分で見て矛盾点を見つけました。それからライバル企業に話を聞きに行くなどが基本です」といいます。

とくに、新聞記者などに漏れて報道されないようにしなければなりません。よく記者たちに「二課は口が固い」といわれるほどです。

「捜査二課の刑事は資料を読むのが得意だったりサイバー犯罪に強かったりと、それぞれが専門的な分野を持っています。事件ごとに班を組んで得意分野に分かれますが、その班の刑事間で情報共有をしています」とのことです。

また「専門分野などで捜査手法を後輩に継承していく師弟関係のようなものもあります。それがずっと続いていくので人間関係はとても濃密だ」と話してくれました。

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