ロック中にSiriを許可する危険性…iPhoneが勝手に操作される
iPhoneは顔認証や指紋認証などでロックしてあれば、誰にも解除されることはないと安心している人も多いでしょう。しかし、iPhoneにはロック中でも勝手に操作される危険性があるのです。iPhoneはロック中でも音声認識の「Siri」を起動することが可能。「ロック中にSiriを許可」するとiPhoneから勝手にメールやショートメッセージを送られる危険があるのです。

ロック中でもSiriが起動するiPhoneの危険性
iPhoneはいったんスリープモードになると、顔認証や指紋認証、パスコード入力などが必要になります。ロック画面を解除しなければ、基本的に何も操作できません。このため、iPhoneはロック中なら、他人が勝手に操作できないと安心しきっている人は少なくないでしょう。
しかし、iPhoneにはロック中でも操作する方法が存在します。ロック中でも操作する方法が音声認識でiPhoneを操作する「Siri」です。iPhoneはロック中でもSiriを起動可能。ロック中でもSiriを利用して、iPhoneはさまざまな操作を行うことができる危険性があるのです。
具体的には、ロック中のiPhoneでサイドボタンを押して「Siri」を起動。iPhone X以降ではホームボタンが非搭載になっていますが、その代わりサイドボタンを押すことでロック中でもSiriは起動する仕様です。
ロック中でもSiriを許可するiPhoneの危険性
ロック中にSiriを起動したら、例えば「メール」と話します。するとロック中に起動したSiriに「どなたに送信しますか?」と聞かれるので、「奥さん」や適当な友人の名前を答えれば、iPhoneからメールを送信できるのです。
このように、iPhoneはロック中だからと安心して他人に渡すのはとても危険な行為。ロック中でもSiri経由で勝手にiPhoneを操作される危険性があるのです。ロック中でもSiriに「電話」と話せば「どなたにかけますか?」と聞かれるので、勝手にiPhoneから発信もできます。
このようにiPhoneはロック中でもSiri経由で他人に操作される危険性があります。iPhone「設定」の「Siriと検索」で「サイドボタンを押してSiriを使用」をオフにしてSiriを使えなくしたり、「ロック中にSiriを許可」をオフにしたりするなど、対策しておかないと危険でしょう。
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ラジオライフ編集部

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