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100均のUSBケーブルはどこまで実用的かを検証

100均ショップで販売されているUSBケーブルについては、ネット上での評判が両極端です。「使える」という人もいれば「使ったら燃えた」という話まであるほど。そこで、現在100均ショップ・セリアで売られている「高出力」と書かれたAndroid向けUSBケーブルを入手。その実力を試してみました。


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100均のUSBケーブルはどこまで実用的かを検証

100均のUSBケーブルは急速充電に対応

100均ショップ・セリアで購入したのは「Type-C 3A高出力ケーブル」です。最大5V3Aと書かれているので、USBの標準規格である5V900mA(USB3.0以上)以上を流す、ある種の急速充電に対応しているようです。

Androidスマホの急速充電には、「USB Battery Charge(USB BC)」と「Quick Charge」「USB Power Delivery(USB PD)」の3種類があります。USB BCは充電時だけ最大1.5Aまで電流を増やすもので、Quick Chargeは充電電圧を9Vや12Vに上げて電力を稼ぐ方式です。

一方、USB PDはUSBの動作電圧、電流自体を上げて大電力を送れる仕組み。スマホの他にもMacBook Airを始めとするノートパソコンや外付けHDDでも採用されるケースが増えています。USB PDでは流せる電流が最大3Aで、対応ケーブルは両方のコネクターがType-C端子になっています。

100均のUSBケーブルのコネクタ形状

セリアのUSBケーブルの場合、包装を開けコネクタの形状を見ると片側がUSB Type-Aで、もう片方がUSB Type-C。この組み合わせはUSB PDに対応していません。つまり最大3Aも必要ないことになります。また、使用電圧が5Vとなっているため、Quick Chargeにも非対応です。

実際にどの程度の電流が流れるか調べるため、USB BCとiPhone・iPad向けの5V2.4Aに対応した充電器を用意。NTTドコモのスマホと組み合わせて電流を測ってみました。すると、スマホ電池が空の状態からでは約1.3Aが流れます。つまり、USB BCの急速充電に対応しているようです。

ちなみに、ドコモ純正のUSB PD対応充電器「ACアダプタ07」を使い同じ条件で測ると、最大約2.2Aの電流が流れました。より速い充電スピードを求めるなら、やはりUSB PD対応の充電器やケーブルを用意した方がよいでしょう。


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100均のUSBケーブルはUSB2.0相当

また、セリアのUSBケーブルは充電専用ではなく、パソコンとスマホ間などの通信にも使えると書かれています。USBには転送速度によりさまざまな規格がありますが、このケーブルはどの規格まで使えるのでしょうか?

そこで、スマホとパソコンのUSB3.0端子をこのケーブルでつなぎ、ファイル転送速度を測ってみます。すると結果は約230Mbpsとなりました。つまり、最大5GbpsのUSB3.0ではなく、最大480MbpsのUSB2.0で動作するようです。

結局、セリアの「Type-C 3A高出力ケーブル」は充電時はUSB BCに対応し、データ転送時はUSB2.0相当で使えることが判明。ハイスペックを求めなければ、セリアのUSBケーブルは十分実用的といえそうです。

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