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警察の取締り情報も流れるタクシー無線の攻略法

ごく一部を除いてデジタル化が完了したタクシー無線。デジタルの変調方式により聞ける無線と聞けない無線があり、音声の復調まで時間を要する方式が混在しています。警察の交通取締り情報も流れるタクシー無線の攻略のテクニックを見ていきましょう。


警察の取締り情報も流れるタクシー無線の攻略法

デジタル化タクシー無線の受信のコツ

デジタル化したタクシー無線は、無線機メーカーにより変調方式が異なっています。その違いを見極めるのが受信のコツ。エーオーアールの「AR-DV1」や「AR-DV10」の登場により、4値FSK方式の無線であれば、受信可能になっています。

4値FSK方式には複数のフォーマットがあるようで、周波数をセットするだけで受信可能なタイプと、デコード可能な状態になるまでひたすら放置(時間は一定せずに、10分程度の場合もあれば10時間以上かかることも)しておくタイプの2種類が確認できています。

放置タイプを受信する場合、セットする周波数は音声通信だけの局にした方がいいようです。データ通信併用局の場合は、デコード可能状態への移行をデータ信号が阻害するのか、いつまで経っても音声が出るようにならないのです。また、音声化できても、電源を切るのはもちろん、スキャンやサーチを実行するとデコード不可の状態に戻ってしまいます。

タクシー無線デジタル化後も音声配車

4値FSK方式を導入した各社タクシー無線の運用形態は、基本的にはアナログ時代とほぼ同じです。データ配車により、音声通信がほとんど無くなったπ/4シフトQPSK方式の各社と違い、デジタル化後も音声配車をしています。

とはいえ、変更点もあり、いくつかの会社では個別呼び出し機能の活用で、自局に無関係な交信はミュートされるようになったのです。配車指示も個別呼び出しで実施される(移動局も応答・了解ボタンを操作するのみ)ので、配車オペレーターが車番を省略することも多く、どの車両に指示を出しているのか分からないこともあります。

また、GPS-AVMを導入した会社は、これまで音声で行われていた現在地の確認や動態報告(実車、空車、食事など)が省略されるようなり、効率的な配車指示がされているようです。


タクシー無線に警察からの手配情報

一方、アナログ時代に移動局間で直接通話をしていた単信式の会社は、デジタル化後も同様の運用を継続しています。いくつかの小規模な会社では、夜間に配車室が不在となるので、その時間は代表移動局が、他の移動局に無線で配車指示を出すのです。そのため、移動局間の直接通話が必須となっているのでしょう(配車依頼は、転送設定された携帯電話で受けている)。

移動局から報告される道路情報や交通取り締まり情報などを、配車オペレーターが一斉通信で流す点は変わっていません。ごく稀に警察からの手配情報が流れることもありますが、以前のように県警通信指令室が直接割り込むことはなく、配車室のオペレーターが内容を読み上げるようになっています。

地域や会社によって運用スタイルが異なりますが、タクシー無線受信の参考にして下さい。(文/陸上派遣班)

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