ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

電池の液漏れ掃除に使える意外な100均アイテム

数ある電池のなかで、最も古くから使われているのが乾電池。懐中電灯やリモコンなど今なお乾電池が活躍中です。しかし、乾電池を使っていて困るのが液漏れ掃除で、アルカリ性の液体は放っておくと電子回路を痛める原因になります。そこで、電池の液漏れ掃除を避ける簡単な方法と、万が一電池が液漏れてしまったときの掃除に使える100均アイテムを紹介します。


電池の液漏れ掃除に使える意外な100均アイテム


電池の液漏れ掃除が必要になる原因は電圧の違い

電池の液漏れ掃除とは、電池に本来とは逆向きに電流が流されることで酸性ガスが発生。そのガスが電池の電極を腐食した結果、中の液体が漏れ出す現象を掃除することです。

電池の液漏れ掃除が必要になる一番の原因は、電圧(起電力)が違う電池をつなぐことです。乾電池なら電圧はどれも1.5Vと思う人も多いかもしれませんが、電池は使い続けるうちに電圧は少しずつ下がります。このため、使いかけの電池と新品を一緒に使うと電池の液漏れが起きやすくなって掃除する羽目になるのです。

また、乾電池にはマンガン電池とアルカリ電池がありますが、アルカリ電池の方が液漏れ掃除が必要になりやすいのです。アルカリ電池が液漏れ掃除が必要になりやすいのは電圧差に敏感なことと、大電流でも長く使い続けられることが関係しています。


電池の液漏れ掃除を避けるならマンガン電池

それでは、電池の液漏れ掃除を避けるにはどうすればいいのでしょうか。まず電池の液漏れ掃除を避けるには、大電流が必要でなければ液漏れしにくいマンガン電池を選ぶことです。そして、電池の液漏れ掃除を避けるなら、アルカリ電池を寿命ギリギリまで使おうとせず早めに電池交換をするようにします。

また、電池の液漏れ掃除を避けるなら、乾電池ではなく充電式のニッケル水素電池を使うというのも手です。元々電圧が1.2Vと乾電池より低いですが、リモコンなどは液漏れ掃除が必要にならずに十分動かせます。

なお、電池の液漏れ掃除を避けるためにニッケル水素電池を使う場合、高容量タイプではなくパナソニックの「エネループ」など電圧降下が少ない低容量タイプがおすすめです。


電池の液漏れ掃除に100均アイテム

万が一、電池が液漏れ掃除が必要になってしまったときは、なるべく早く丁寧に拭き取って掃除することが肝心です。といっても、電池ボックスは狭く部品も小さいので、ティッシュペーパーなどだけでは電池の液漏れは簡単に掃除できません。

そこで、電池の液漏れ掃除に便利なのが、ダイソーなど100均ショップで売られているネイルアート用のマイクロファイバーブラシです。先が細いこのブラシに、メガネ用のレンズクリーナーを付けて拭けば、電池の液漏れ掃除で漏れた液体をきれいに拭き取ることができます。

電池の液漏れ掃除はメガネ用でなくても、エタノールが主成分のクリーニング液であればOKです。ただし、電池の液漏れ掃除にネイルアート除去に使うアセトンや、ジェルネイル落とし用のジエチルエーテルを使うと電子部品を傷めるので注意して下さい。

■「100均」おすすめ記事
見かけたら即買いの「100均工具」おすすめ4選
バッテリー寿命で100均の単三電池を選ぶ!
デッドニングは100均アイテムで十分に事足りる
車の盗難防止策が100均アイテムで破られる!?
赤外線ライトを100均の懐中電灯を改造して作る
家具の転倒防止は100均の安定板を2枚使いする
Wi-Fiアンテナを100均のボウルでパワーアップ
ダイソーのイヤホンを高級機並みに変える裏ワザ

この記事にコメントする

あわせて読みたい記事

  • 車内掃除で手が届かない場所は専用アイテム活用
    車内掃除で手が届かない場所は専用アイテム活用
  • エボルタと金パナの電池性能を測定した意外な結果
    エボルタと金パナの電池性能を測定した意外な結果
  • 「金パナ」に代わるアルカリ乾電池の新定番は?
    「金パナ」に代わるアルカリ乾電池の新定番は?
  • 家電量販店のオリジナル乾電池はどれが買いか?
    家電量販店のオリジナル乾電池の性能を比較した

  • オススメ記事

    逮捕者も出た「モザイク破壊」とはどんな技術?

    2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]

    LINEのトーク内容を盗み見する方法とその防衛策

    圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

    盗聴はアプリを入れればできる

    盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

    チョコボールのエンゼルを見分ける方法

    おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]

    空き巣被害に遭いやすい住宅の特徴と正しい防犯対策

    窃盗事件の大半を占めているのが「空き巣」。しかも、空き巣被害の半分以上は住宅が狙われたものです。アナタの家も知らぬ間に泥棒たちに目を付けられている空き巣被害の予備軍かもしれません。空き巣被害に[…続きを読む]