2万円を切るリアカメラ付き360度ドラレコの画質
近年、広く普及しているのがドライブレコーダー。2020年は前後対応モデルが普及しましたが、2021年は360度対応がトレンドです。前方・車内・左右を記録できるため、トラブル時でも心強い味方となってくれます。そこで、リアカメラ付き360度ドラレコながら、2万円を切る価格が魅力の1台の気になる録画画質をチェックしてみました。

360度ドラレコはタッチパネルで操作
サンコーの「3インチ360度ドライブレコーダー&リアカメラ」は、数あるドラレコの中でも最安レベルの価格設定。その分GPSが省かれていたりするのですが、リアカメラ付きで2万円を切るこの価格は魅力的です。
デフォルトの表示スタイルは各方向5分割のもの。タッチパネル式の操作となっていて、リアカメラ部分をタップすると全画面表示になるなど、使い勝手は悪くありません。
取り付けは粘着テープのほか吸盤もセットされており、カメラ部分のみ角度調整も可能など幅広い車種に対応できます。
昼と夜で実際に走行して360度ドラレコの録画画質を確認したところ、高性能な撮像素子を搭載した製品に比べると精細さが劣るように見え、特にリアカメラの画質は価格相応といったところでした。
360度ドラレコでアクシデントを記録
HDRなどの画像処理は搭載していないようで、明暗差の激しい夜間やトンネルの出入り口での白飛びはやや気になります。360度ドラレコとして、アクシデントの記録用としては必要最低限の画質は確保しているといえるでしょう。
ビューワソフトは「VeseeGO」を使用。本体ディスプレイでの表示をそのままPC上で再現したようなスタイルです。マウスで方向を変更することもできます。ただし、リアカメラ映像との同時再生はできない模様。これはやや残念なところです。
フロントカメラのサイズ/重さは93W×63H×31Dmm/103gで、解像度は1440×1440ドット(24fps)、画角は360度。リアカメラのサイズ/重さは22W×22H×22Dmm/93gで、解像度は640×480ドット(16fps)、画角は80度です。
保存形式はTS/H.264で、記録メディアはmicroSDカード(最大128GB)となっています。実勢価格は19,800円です。
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ラジオライフ編集部

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