電動自転車の違法リミッターカットの手口とは?
全国各地で電動アシスト自転車のシェアリングサービスが展開されていることもあって、いまや電動自転車はすっかり市民権を得たといえるでしょう。この電動自転車のアシストの上限は原則24km/hまでと決められています。そしていま、電動自転車の違法リミッターカットが横行中です。その手口を見ていきましょう。

電動自転車のリミッターカットの手順
電動自転車とリミッターカットで検索すると、怪しげなパーツがたくさん並びます。いずれもメルカリなどのネットオークションで堂々と売られているのが現状です。
メルカリで売られていた自作スピードセンサーを見てみると、純正品よりマグネットの数が3分の1になっているとのこと。測定値を狂わせることでフルアシスト制限を10km/hから30㎞/hまで伸ばせるといいいます。ていねいに交換手順まで公開していました。
大半の電動自転車は9Tギアですが、ギアを11Tにすることでアシスト範囲が29.3km/hまでになるとのこと。なんと、違法スピードセンサーとの併用を推奨していました。
電動自転車のリミッターカットを公開
日本用に制限が施された海外の電動自転車を、元に戻すスピードメーターも発見。41㎞/hまでアシストするほか、フル電動化も可能だといいます。これは危険です。
とある自転車屋では、違反行為と気づいていないのか電動自転車のリミッターカットの模様をブログで公開する始末。本来、注意するべき立場なのだと自覚してほしいところです。
電動自転車のリミッターカットが横行する理由としては、違法改造を施しても外見上は分かりにくいことが挙げられます。社会問題になっているフル電動自転車は、ペダルを漕がずに走行できることで取り締まれます。
しかし、こちらはあくまで電動アシスト自転車なのでペダル踏みが必須。細部まで調べてみないと、リミッターカットした電動自転車かどうかが判別できないわけです。

ラジオライフ編集部

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