千円で買えるポケットラジオの防災レベルは?
家電量販店やネット通販では、千円前後のポケットラジオがたくさん売られていますが、防災ラジオとしての実力は気になるところです。ジェネリック家電メーカーとして有名なオーム電機と、家電を中心にしたプライベートブランドを展開するヤマダ電機のポケットラジオをピックアップしてみました。

個人用の防災ラジオとしてお買得感
オーム電機のAVブランド「AudioComm」には、色違いを含め100種類以上のラジオがラインアップ。その中で最も安価なポケットラジオが「RAD-P125N」です。
このポータブルラジオは、地元局の受信には問題の無い感度で、外径36mmのスピーカーはビビり音も無く、快適に聞けます。FMラジオ放送をスピーカー時で85時間、イヤホン時で125時間稼働とかなりの省エネ設計。個人用の防災ラジオとして、お買得感のある“1,000円ラジオ”です。
受信周波数は530~1605kHz(AMラジオ放送)、76.0~95.0MHz(FMラジオ放送)で、電源は単4形乾電池×2本。サイズ/重さは55W×91H×20D㎜/86gとなっています。実勢価格は1,100円です
被災時はホームラジオとしての役割
「YP-R3WF1」は、ヤマダ電機のプライベートブランド「HERB Relax」の製品。ポケットラジオとしては大きいサイズですが、40㎜のスピーカーは大きな音を出力し、立ちの安定性は十分です。
ロッドアンテナを装備しているので、部屋の中でもイヤホンアンテナを必要としません。テーブルに置いて、家族で聞く際に重宝します。入手しやすい単3形乾電池の使用も有利で、被災時にはホームラジオとしての役割を担ってくれるでしょう。
受信周波数は530~1620kHz(AMラジオ放送)、76.0~108.0MHz(FMラジオ放送)で、電源は単3形乾電池×2本。サイズ/重さは62W×103H×23D㎜/130gとなっています。実勢価格は1,706円です。
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ラジオライフ編集部

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