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ICカード運賃は常にキップより安いわけではない

電車の運賃は、基本的にキップで買うよりもICカード運賃の方が安く設定されているというのが常識。そんな理由もあって、普段からスイカなどのICカードを利用している人が多いでしょう。しかし、じつはICカード運賃は常にキップより安いわけではありません。逆にICカード運賃の方が高い区間が存在するのです。


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ICカード運賃は常にキップより安いわけではない

キップは10円未満を四捨五入で計算

電車の運賃はキップよりICカードの方が安いというのが常識となっています。その理由は、ICカードは1円単位で運賃が決まるのに対し、キップは10円未満を四捨五入して計算されるからです。

ただし、キップの運賃は4円以下が切り捨てで、5円以上が切り上げとなるのがミソ。キップ運賃が4円以下の場合は、ICカードより安くなるケースがあるのです。

例えば、新橋から東京ビックサイトに行くお決まりルート、ゆりかもめで新橋から国際展示場正門まで行く場合。キップが380円で、ICカードが381円。キップの方が1円安くなるのです。東京から日光に行く時、JRで東京~宇都宮~日光というルートではキップが2,590円で、ICカードは2,592円。キップの方が2円安くなります。

電車特定区間は1円単位は切り上げ

JR総武本線の具体例を見てみましょう。千葉~東千葉はキップが140円でICカード運賃が144円とキップの方が安い区間。しかし、千葉~四街道になるとキップが200円でICカード運賃が195円とICカードが安くなります。

さらに、千葉~佐倉はキップが320円でICカード運賃が324円と再びキップが安くなって逆転。千葉~榎戸はいずれも410円と同額になって、千葉~日向になるとキップが580円でICカード運賃が583円とやはりキップが安くなるのでした。

ただし、JR東日本は山手線や電車特定区間は1円単位は切り上げ。このためICカード運賃の方が安い、もしくは同額となっています。JR西日本などはICカード運賃・キップともに切り上げとしている会社もあります。

いずれにしても、ICカード運賃は常にキップより安いわけではありません。電車に乗る時はどちらが安いのか、乗り換え案内アプリで両方の運賃を比較してから支払方法を決めるのが鉄則です。

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