ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

後払い交通系ICカード「PiTaPa」が人気な理由

全国各地の鉄道・バス会社が発行する交通系ICカードのなかで、関西地区を中心にユーザーが多い「PiTaPa」は、クレジットカードのように後払いとなる「ポストペイ方式」であることが特徴です。さらに、PiTaPaは、対応エリアの鉄道・バス会社の割引が1枚ですべて受けられて便利なのです。


後払い交通系ICカード「PiTaPa」が人気な理由

PiTaPaは翌々月の10日に引き落とし

「PiTaPa」は関西地区を中心に利用されている交通系ICカードで、利用した運賃をクレジットカードのように後日まとめて精算する「ポストペイ方式」を採用していることが最大の特徴です。PiTaPaで乗車した運賃は月ごとに集計し、翌々月の10日に銀行口座から引き落とされます。

PiTaPaが関西地区を中心に人気を集めている理由は、ポストペイ方式で利用可能な鉄道・バス会社の数が多い点です。PiTaPa発行の母体となった「スルッとKansai協議会」加盟各社だけでなく、JR西日本の関西地区路線にも対応。対応路線であれば、チャージ残高を気にせず乗車することができます。

後払い方式のクレジットカード同様、PiTaPaにも利用可能額が設定されているものの、鉄道・バス利用分については毎月15万円(定期券を購入した月は20万円)と高く、ほぼ気にする必要はありません。

PiTaPa1枚で複数会社の割引に対応

また、PiTaPaの場合、1枚で対応路線すべての割引サービスを受けられる点も便利。例えば、大阪中心部に阪急電鉄のPiTaPa定期券で通勤し、日中の移動でOsaka Metroを利用、さらに週1回の名古屋出張は近鉄特急で往復するといった人にはPiTaPa1枚あれば3社の割引サービスが適用されるのです。

PiTaPa加盟各社の割引には、従来からある定期券のほか、乗車回数に応じた割引や乗車金額による割引などさまざまな種類があり、各社ごとに対応する割引方式は違います。鉄道会社は利用回数割引、バス会社は利用金額割引をそれぞれ採用するケースが多いようです。

また、近鉄のようにあらかじめ登録した区間について、割引運賃のほかに上限金額を設定。上限金額以上の利用分は無料となる「区間指定割引」を採用する会社もあります。これは、少ない利用回数で回数券、利用回数が増えると事実上定期券になるという、それぞれのお得なところを組みあわせた仕組みです。


PiTaPaはエリア外ではチャージで利用

当初は、関西に本社を構える鉄道・バス会社から利用が始まったPiTaPaでしたが、その後は静岡地区や岡山地区へもポストペイ対応路線を拡大。より利便性が高まっています。しかし、ポストペイ対応エリアを外れると便利さが薄れてしまう点もまたPiTaPaの特徴です。

PiTaPaも交通系ICカードの全国相互利用サービスに対応しているため、JR東日本などポストペイ対応外の路線で利用することができます。しかし、この場合はSuicaなどと同様に現金で残高チャージをして乗車する形です。

また、コンビニをはじめとするショッピング利用についてはポストペイ対応の店舗に限られ、関西地区以外を離れると利用が難しくなります。このため、関東エリアなどへの出張が多い人は、ICOCAやSuicaなどの交通系ICカードを別に用意した方が便利でしょう。

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事