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防災グッズが無くてもできる火起こしテクニック

日本は自然災害が多発します。北海道で発生した大地震では大規模停電が起こり、電化が進む現在では何もできなくなる事態に見舞われる人もいたようです。そこで重要なのが、火起こしテクニック。火があれば温かいご飯を作ったり、灯りにもなります。防災グッズが無くてもできる火起こしテクニックを紹介します。


防災グッズが無くてもできる火起こしテクニック

火起こしに乾電池とアルミホイル

ライターやマッチがなくても火は起こせます。火起こしに必要な材料は、単3形乾電池×1本、アルミホイルかガムの包み紙、小枝のみ。乾電池の両極にアルミホイルを接触させると発熱し、火花が散るので木くずを引火させて着火するのです。

小枝は鉛筆削りで削ると、ちょうど着火しやすい厚みになります。アルミホイルは長さ約10cm、中央が2mm程度になるようにカット。中央の幅が広いと発熱しにくくなるので注意します。

小枝に火が着いたら、脱脂綿や葉っぱなどを投入して火を大きくするとよいでしょう。ライターを持ち合わせてなかったり、水に浸かって使いものにならない時は、リモコンや時計の乾電池を火起こしに利用します。

火起こしした後はペンが使えない

100円ライターのガスが切れた時は油性ペンで代用できます。ここでは、ヤスリで火花を起こして着火するフリント式ライターを活用。着火部分を分解し、油性ペンの先にセットすれば完成です。

作り方は、まず火口ノズル部分などを取り除き、ライターの着火操作部だけを取り外します。そして、普通のライターのようにヤスリを回転させると、火花が油性ペンに引火して火がつきます。油性ペンのインクが燃料になり、インクが切れるまで燃え続けます。

ただし、火起こしした後はペンとして使えなくなるので、あくまで緊急用です。また、100円ライターは、アルミホイルで筒を作り、火口ノズルに挿すことでチャッカマン仕様にすると便利に使えます。

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