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ピッキング被害に遭いやすいカギを判別する方法

1990年代後半に多発したピッキング被害。主に狙われたのがシリンダー錠です。シリンダー錠は、固定された外筒の中を内筒が回転するとかんぬきが引っ込む構造。この内筒の回転を妨げるのが、外筒と内筒を跨ぐタンブラーという障害物です。ピッキングはこのタンブラーを1つ1つ押しのけることで解錠します。


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ピッキング被害に遭いやすいカギを判別する方法

ピッキングされるピンシリンダー錠

住宅用として使用される代表的なカギには「ピンシリンダー錠」「ディスクシリンダー錠」「ロータリーディスクタンブラー錠」「ディンプル錠」があります。

このうち、最も構造が単純なのがピンシリンダー錠。バネに押された6つのピンタンブラーが、外筒と内筒に跨って内筒の回転を阻止しています。キーを挿入した時にガシャガシャと音がするのは、ピンタンブラーが上下に動くからです。このピンタンブラーをピックで1つ1つ押しのけていくのがピッキングになります。

通常であればピンタンブラーを押し上げてもバネで押し戻されます。そこで、内筒に開錠方向への力をかけ、ピンが内筒と外筒に挟まって動かないように固定。こうしてピックを抜き挿しして6個のピンをジャリジャリ押し上げると、上ピンが外筒へ、下ピンが内筒へきれいに収まり内筒が自由に回ってしまうのです。

20年以上前の公団住宅やアパートのキーといえば、ピンシリンダー錠が当たり前でした。キーの片側に6個しか溝がなく、ピッキングされやすいカギといえます。

ピッキングが難しいディンプル錠

そして、90年代にピッキングで狙われたのがディスクシリンダー錠。円盤状のタンブラーが使用されているため、こう呼ばれます。現在では製造は終了したものの、マスターキーが使えるため地方ではマンションやビジネスホテルなどでまだ残存。ピッキング被害に遭いやすいカギです。

ロータリーディスクタンブラー錠は、斜めに突き出たタンブラーがディスク状で、なおかつ回転しながら押し込まれる構造。ディスクシリンダーの錠の弱点を克服しており、ピッキングはかなり難しいカギです。

ディンプル錠は、6本並ぶピンタンブラーが上と左右の3方向から向き合う構造。しかも、18本のピンすべてがアンチピッキングピン。上ピンに溝があるため、テンションをかけても隙間でトルクを吸収するためピンが固定されない構造です。ピッキングでは簡単に開錠できません。

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