ドーム型防犯カメラは赤外線の照射範囲もワイド
オフィスの受付・ビルの廊下・自宅の玄関先など、いかにも「監視しています」といった防犯カメラを設置したくない場合に最適なのが、ドーム型の防犯カメラです。天井に溶け込む威圧感のないスタイルは周囲への警戒感を和らげますが、防犯カメラとしてしっかりと機能しています。
広角レンズのドーム型防犯カメラ
天井に設置されるドーム型防犯カメラは、威圧感のないスタイルがポイントです。しかし、抑止力としてのアピールも重要。相反する両者のバランスが取れているのが、ケイヨーテクノの「KTS-HB1080DH」です。
ドームの中にはカメラを装備。広角レンズを活かした画角で、10m離れた被写体を周辺の状況と一緒にしっかり捕らえ、ほぼ真下になる2mまで近づいた被写体の表情をバッチリ撮影できます。
暗所での赤外線撮影も可能。赤外線の照射範囲も広角レンズに劣らずワイド。10m離れた被写体を映し込み、接近してくる被写体に合わせて照射量を調整。ハレーションを防いでいます。
外部記録方式のドーム型防犯カメラ
ドーム型に限らず、撮影した動画をどこに保存するかが防犯カメラでは重要です。設置を容易にするため、本体内部のSDカードに記録する方式もありますが、HDDレコーダーへの外部記録方式がオススメです。
SDカードへの内部記録方式の場合、侵入者が証拠隠滅のために記録メディアを持ち去る恐れがあります。そうなると証拠映像も消滅です。KTS-HB1080DHは外部記録方式なので、その点も安心です。
このドーム型防犯カメラの映像素子は1/2.8インチC-MOS、有効画素数は213万画素、動画解像度は1080(30fps)、赤外線照射距離は10mです。サイズ/重さは120φ×92.3H㎜/300g。実勢価格は23,760円となっています。
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