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パラボラ集音器で30m離れた会話をキャッチした

遠く離れた人の会話を、何とかキャッチしたいと思ったことがあるはず。探偵がターゲットを尾行していたり、男女関係のトラブルで証拠を集めたい時など、さまざまなシチュエーションがあるでしょう。そんな場合に役立つ集音機器を紹介しましょう。30m先の会話が聞き取れる「パラボラ集音器」です。


パラボラ集音器で30m離れた会話をキャッチした


パラボラ集音器は本体に録音機能

音声録音ツールのバリエーションの1つとして覚えておきたいのが、遠距離から会話をキャッチできる「パラボラ集音器」。各メーカーによって名称は異なりますが、このタイプのパラボラ集音器の基本仕様は、パラボラを利用して相手の声を高感度に集音・増幅できるという点は共通です。

また、本体に録音機能を備えていて最大30秒間音声が記録できること、ライン入力でICレコーダーに接続可能というのも、パラボラ集音器のほぼ同一の仕様といってよいでしょう。恐らく製造元が同じパラボラ集音器と思われます。

パラボラ集音器の販売価格は5,000~10,000円ほど。ネット通販で子ども用のスパイグッズの一種として販売されていることが多いので、パラボラ集音器の価格はこの程度となっています。


パラボラ集音器には8倍スコープ

ということで、パラボラ集音器をさっそくテストしてみましょう。パラボラ集音器と付属のヘッドホンをラインケーブルでつなぎ、ヘッドホンを装着すれば準備完了。男女ペアで会話をしてもらい、まずは15mほど離れてパラボラ集音器を向けてみました。

すると、まるで近くで聞いているかのように音声がパラボラ集音器から聞こえてきたのです。そのまま距離を離れてみると、30mまでならパラボラ集音器で会話を聞き取ることに成功しました。

ただし、指向性がかなり強いので、この距離まで離れるとパラボラ集音器の向きが少しずれるだけで、音量が急に小さくなってしまいます。ピンポイントでパラボラ集音器の向きを合わせるには、本体上部に搭載している8倍スコープの出番です。これでしっかりとパラボラ集音器の狙いを定めてやると、集音しやすくなります。

パラボラ集音器はキッズ用のオモチャとしては、十分な性能を備えていることが分かりました。今回、実験で使用したパラボラ集音器のサイズは275Wx180Hx65Dmm、重さは500g。電源は006P型電池×1本です。

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