1万5千円以下で買える安定性抜群のトイドローン
ドローン規制法の対象外となる200g未満のトイドローン。名称こそ「トイ(玩具)」ですが、性能は既にオモチャの枠を超えています。ボタン1つで一定の場所にホバリングし、そこから確実に思った方向へ空間を移動できます。そこで、1万5千円以下で買える安定性抜群のトイドローンを紹介しましょう。

トイドローン「Tello」安定性に感動
スマホの操縦画面にてワンタップで離陸した瞬間、ピタっと適度な高さでホバリングする安定性に思わず感動するのが、Ryzeのトイドローン「Tello」。「Tello」は底面に超音波センサーを備え一定の高度を保っているようで、ドローンのリーディングカンパニーDJIのフライトテクノロジーが使われているというのも納得します。
この安定感を保持したまま、最大13分もトイドローンを操縦できるのは夢のようです。ブレ補正とIntelプロセッサによる高画質映像も秀逸。そんな完成度の高さゆえか、最初のトレーニング用にこの「Tello」を利用するドローンスクールもあるといいます。
Telloの公式サイトには、最大飛行高度は30mと書かれています。しかし、実際に飛ばしてみると高度10mで制限がかかり、それ以上上昇するには非公式アプリ(iOS版)が必要でした。
トイドローンにプロポとバッテリー
ところが、最近のアップデートで、高さ制限の数値が自由に入力できるように変更されています。実際、30m以上の飛行も可能になっています。とはいえ、上昇するほど風に流される危険性があり、屋外では15m以下の設定が安全かもしれません。
サイズ/重さは92.5W×98H×41Dmm/約80g、最大飛行時間は13分で、充電時間は90分。動画は1280×720ドット/30fpsで、動画形式はMP4、静止画は2592×1936ドットです。Wi-Fi最大伝送距離は約100m。同梱品はバッテリー、予備プロペラ×4本、プロペラガード、取扱説明書(日本語)となっています。実勢価格は12,800円です。
Telloはスマホだけでも十分堪能できますが、より正確に操作したいならプロポ(コントローラー)と予備バッテリーも買うとよりハマれます。GameSirのプロポ「T1d」の実勢価格は3,350円です。
Ryzeの「フライトバッテリー」は実勢価格が1個2,500円。決して安くはないものの、ドローンを効率良く楽しむために、予備バッテリーはぜひとも複数用意したいところでしょう。
Rcharlanceの「バッテリー充電器3in」の実勢価格は3,350円。3個のバッテリーを同時に急速充電できます(約1時間でフル充電)。microUSBとDC inの2種類が利用可能です。
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ラジオライフ編集部

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