最高コスパの中華イヤホンメーカー「KZ」とは?
ショップの店頭販売は行わず、巨大ECサイトでのみ販売するイヤホンメーカーの走り。それが、中国発のブランド・Knowledge Zenithこと「KZ」です。2010年の設立当初は中国圏でのみの販売に限定し、日本からは個人輸入でしか入手できませんでしたが、2015年以降はAmazonをはじめとしたワールドワイドなECサイトに進出しました。

中華イヤホンといえばKZという存在
中華イヤホンメーカー「KZ」は、一流ブランドなら2万円以上はする多ドライバー構成のイヤホンに数千円という値付けをして、そのハイコスパっぷりが大人気。カスタムIEMにそっくりなデザインも注目を集め、「中華イヤホンといえばKZ」といわれるほどの存在となりました。
性能に似合わず、価格は非常に安価。10,000円以上するモデルもありますが、多くは2,000~5,000円ほどです。近年は完全ワイヤレスイヤホンの開発にも乗り出し、ハイエンドスマホユーザーも熱い視線を寄せています。
なかでも、総合No.1といえる中華イヤホンが「KZ AS06」です。低音・中域・高周波の全域にわたって音の輪郭の描写がきめ細かく、スカッと晴れ渡るような明瞭感を味わえます。実勢価格は4,950円です。
KZは完全ワイヤレスイヤホンも発売
安価なMP3プレーヤーやPC・タブレット直結のイヤホン端子では実力を出せないほどのクオリティは、凄まじいレベル。マッチするジャンルは、ガチなダンストラックやEDM。高域がキャッチーなため、女性ボーカル曲との相性もよいでしょう。
2ピン仕様の「KZ AS06」は、曲や再生環境によっては、高域に緊張感が出てきます。アタックの頂点がわずかに音割れしてノイズ化。リバーブが収縮しやすい特性があります。長時間のエージングでドライバーをなじませる必要があるでしょう。
このほか「KZ S1」は、ハイブリッドドライバーを使いつつも、実勢価格3,980円の意欲的な完全ワイヤレスイヤホン。ドンシャリタイプで、高域はノイジーです。しかしKZのこのドライバーは、時間をかけると高域がなじんでいくのでご心配なく。音数が多くなると余韻の情報が消えて、音場が狭くなるのはご愛嬌といったところでしょうか。(文/武者良太)
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ラジオライフ編集部

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