3千円で買える居眠り防止装置を試してみた
単調な深夜の高速道路やクルマが進まない渋滞の中などの運転では、ついつい眠気をもよおしがちです。しかし、気を付けないと追突をはじめ大きな事故になりかねません。そんな中ドライバーの挙動などを監視し、運転中の眠気を覚ましてくれる居眠り防止アイテムが増えています。
居眠り防止装置が頭の傾きを検知
最近ネット通販でよく見かける居眠り防止装置は、眠気で意識を失って頭がカクッと前にうなだれる動きをセンサーが検知するというシンプルなもの。耳にかけておくだけで、とてもコンパクト、そして使い方も簡単というのが特徴です。
そんなシンプルな居眠り防止装置は、価格もリーズナブルなものがほとんど。通販で扱う品数も多く、入手も容易。それだけに、その実効性はいかほどのものか気になるところです。
そこで、傾斜センサーによって頭の傾きを検知し、一定以上になるとブザーを鳴らすというミカド電子の居眠り防止装置「アラートミー」(実勢価格2,700円)を調査しました。
居眠り防止装置が下向き動作に反応
「アラートミー」は頭の傾き(約15度~20度)を検知すると、犬の鳴き声に相当するという約90dBの大音量で居眠りを知らせてくれます。耳にかけて電源スイッチを入れればセンサーが作動。流麗なデザインが特徴ですが、傾き具合は厳密ではなく、その時々によって若干の誤差があるようです。
また、停車中に手元の地図やスマホを確認するといった、やや下向きの動作に居眠り防止装置が反応することもありました。しかし、肝心のブザーの音量は大きく、目覚めには非常に効果的です。
何より他の居眠り防止装置に比べて安価なので「危ないかな」と思う時のお守り代わりに付けておくといいのではないでしょうか。
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