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高速道路の看板に書かれた「E1」など記号の意味

ここ数年で、全国各地の高速道路に使われる緑色の看板に「E1」「E6」といった文字が入るようになったことに気づいている人も多いでしょう。この文字は、高速道路の路線が一目でわかるように追加された記号ですが、「東名高速」のように路線名を覚えている人にとって混乱しやすいものになっているのです。


高速道路の看板に書かれた「E1」など記号の意味

高速道路ナンバリングは東京五輪向け

「E1」「E6」など高速道路の看板に追加された記号は「高速道路ナンバリング」と呼ばれるもので、2017年2月より全国各地の高速道路で使用されるようになりました。当初2020年に開催予定だった東京オリンピックに向けた対応で、漢字が読めない人でも番号名から走行路線が分かるようになります。

高速道路ナンバリングの記号は、数字部分は高速道路と並行する、または同じ方面へ向かう幹線国道の番号に対応していて、頭に「E」を付けるのが基本です。幹線国道とは、その昔「一級国道」と呼ばれていた国道1号線から国道58号線までのことを指します。

東名高速道路の場合は、国道1号線と同じ方面となるため「E1」、常磐道であれば並行する国道6号線から数字をとり「E6」となります。とはいえ、この方法で番号を振っていくと、これまでの高速道路名と記号が必ずしも対応しないケースが出てくるのです。

高速道路ナンバリングは北海道が特殊

例えば、「E1」は東名高速だけでなく名神高速の記号でもあります。これは、国道1号線が東京~大阪を結んでいるためです。また、新東名高速・新名神高速については、並行国道ではなく「東名高速や名神高速に並行する」という意味で「E1A」が割り振られています。

また、中央道に関しては高井戸IC~岡谷JCTまでは「E20」、岡谷JCT~小牧JCTまでは「E19」と同じ高速路線でも途中で記号が替わり、長野道の岡谷JCT~更埴JCTも「E19」になります。これらはいずれも並行する国道19号線、20号線にそれぞ合わせて記号が割り振られているのです。

北海道の高速道路ナンバリングは特殊な記号割り振りになっていて、黒松内JCT~札幌JCTについては国道5号線から大きく外れるにもかかわらず「E5」。また、並行して幹線国道路線がない場合は59以上の数字を使うため、日高自動車道は「E63」となっています。


高速道路ナンバリングで2つの「C3」

東京・名古屋近郊の環状道路の高速道路ナンバリングについては、並行する幹線国道とは無関係に都心部の内側から順に「C+数字」のように記号を付けています。この際、東京近郊では首都高速にすでに「C1」「C2」があるため欠番となり東京外環道が「C3」、圏央道が「C4」です。

名古屋近郊についても同様で、名古屋高速に「C1」があるため名古屋第二環状道が「C2」、東海環状道が「C3」となります。その結果、NEXCO路線に2つの「C3」路線が存在することになりました。

東京・名古屋の両方に「C3」が存在しても、300km以上離れているので走りながら間違える人は少ないともいえるでしょう。とはいえ、カーナビなどのルート検索で路線名を入れる際に混乱が起きる可能性は考えられるので、いずれ高速道路ナンバリングは番号変更などを検討する必要が出てくるかもしれません。

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