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ETCマイレージがレンタカーで登録できない理由

支払った高速料金に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントを高速料金として使える「ETCマイレージ」は、走行日や走行時間に関係なくポイントが貯まる会員制のサービスです。ところが、ETCマイレージを使えるのはマイカーを持つ人だけ。マイカーを持たずにレンタカーやカーシェアでETCを使う人は、会員登録自体行えないのです。


ETCマイレージがレンタカーで登録できない理由

ETCマイレージは曜日や時間制限がない

「ETCマイレージ」は、高速道路を利用した金額に応じたポイントが貯まり、貯まったポイントは高速道路の通行料金として還元されるサービスです。ETCマイレージの利用には事前登録が必要で、登録後はポイントが貯まるだけでなく、平日朝夕の走行回数に応じた還元サービス「平日朝夕割引」も適用となります。

現在、ETCマイレージのポイントが貯まるのはNEXCO3社と本四高速・名古屋高速・愛知県道路公社・神戸市道路公社・広島高速・福岡北九州高速の9社。なお、名古屋高速に関しては、2021年5月1日に料金体系が変更されるのにあわせ、ETCマイレージのポイント付与がなくなります。

ETCマイレージのポイントは、NEXCO3社はまとめて集計する一方、その他6社は各社ごと別々に集計される仕組み。また、各社で貯まるポイントはNEXCO3社と本四高速が10円につき1ポイント、名古屋高速・愛知県道路公社・広島高速・福岡北九州高速が100円につき1ポイント、神戸市道路公社が50円につき3ポイントとなっています。

ETCマイレージ登録はマイカーが条件

ETCマイレージのポイントは、手続きを行うことにより高速道路の通行料金へ還元される仕組みで、還元額はNEXCO3社と本四高速は1000ポイント=500円、3000ポイント=2500円、5000ポイント=5000円と、まとめて交換するとお得な仕組みです。一方、神戸市道路公社は200ポイント=100円、その他4社は100ポイント=100円の固定制です。

走行日や走行時間帯に関係なくポイント還元が受けられるETCマイレージですが、実は利用できるドライバーに制限があります。それは、会員登録時にETC車載器がセットアップされた自家用車を持っていなければダメというもので、自家用車がない人は会員登録自体が行えないのです。

ETCマイレージの登録には、住所・氏名やETCカード番号とあわせ、ETC車載器管理番号とセットアップした自動車のナンバープレート情報がセットで必要。そして、これらの情報がセットアップ時の情報と一致しない場合、ETCマイレージへの登録ができないシステムです。


ETCマイレージでレンタカー不可の理由

このため、他人が保有する自動車やレンタカーの情報を利用してETCマイレージの会員登録は行えません。一方、一旦ETCマイレージ会員へ登録ができてしまえば、登録したETCカードをレンタカーやカーシェアで利用した分についてもETCマイレージのポイントが貯まるという、非対称な仕組みなのです。

ETCマイレージ事務局のWebサイトでは、レンタカーなどでETCマイレージへ会員登録できない理由を「ETCマイレージサービスは、ETCをご利用(無線走行)いただくことが前提であり、その中でもETC普及促進の観点から車載器をご購入いただいたお客様向けの割引制度となっております」と説明しています。

ETCマイレージがNEXCO3社に導入されたのは2005年4月1日のことで、当時の高速道路でのETC利用率は37.9%と低いものでした。しかし、2021年1月にはETC利用率は93.2%となっており、ETCの普及は十分進んだといえるでしょう。にもかかわらず、ETCマイレージには2005年当時に定められた規定がいまだ残っているのでした。

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ラジオライフ編集部

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