自転車ヘルメットにほぼ帽子みたいな進化型登場
改正道路交通法の施行により、2023年4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化となりました。道路交通法第63条の11第1項にヘルメット着用に関する記述があり、「自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない」と記載されています。
自転車のヘルメット着用が努力義務化
4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されています。今のところヘルメット着用は強制ではなく、被らなくても罰金などが科せられるわけではありません。
しかし、自転車のヘルメット着用が努力義務化されたこの改正の背景には自転車による死亡事故が過去最高を更新し続けている現実があり、これに歯止めをかけたい狙いがあるのです。
警察庁の発表によると、2018～2022年まで5年間の自転車事故において、ヘルメットをしていなかった際の致死率は2.1倍も高くなるとのこと。データで出されると、着用した方がいいかも…という気持ちになってきます。
自転車ヘルメットが帽子のように進化
自転車ヘルメットを被らない理由は、ずばり「ダサい・暑い・重い」の3つでしょう。ここに関しては、素材の進化やデザイン性の向上があり、年々解消されつつあります。
実際、従来の自転車ヘルメットのイメージとは異なる、オシャレなモデルもリリースされています。Anna’sの「帽子型ヘルメット」は見た目がほぼ帽子ですが、安全基準をクリアした証「CEマーク」を取得しています。実勢価格は2,100円です。
こんな帽子のような自転車ヘルメットなら街乗りでも被りやすそうです。将来的には被るのが当たり前で、ノーヘルは悪ぶってダサい…と言われる時代になるかもしれません。
ラジオライフ編集部
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