年会費が半額になった三井住友のゴールドカード
三井住友カードでは、これまでクレジットカード表面ではなく裏面に番号を集中させるなど、番号が目立たない取り組みを続けてきました。3月には一般カードではじめてナンバーレスカードを発行すると、7月からはゴールドカードにもナンバーレスを導入。さらに、タッチ決済の利用で最大5%還元とおトクなカードとなっています。

ゴールドカードで初のナンバーレス
三井住友カードは、7月1日から新ゴールドカード「三井住友カードゴールド(NL)」の発行を開始しました。NLは「ナンバーレス」の略で、カード表面・裏面どちらにもカード番号や有効期限、セキュリティコードが書かれていないカードです。
これまで、三井住友カードをはじめ複数のカード会社がナンバーレスの一般カードを発行してきました。しかし、ゴールドカードとしては三井住友カードゴールド(NL)が国内では初めてのナンバーレスとなります。
三井住友カードゴールド(NL)の特徴は、ナンバーレスであることに加えてカードの利用明細の確認などに専用のスマホアプリ「Vpassアプリ」を利用する点があります。ネットショッピングなど、カード番号などの入力が必要な場合、Vpassアプリで確認のうえ利用することになります。
ナンバーレスのゴールドは5%還元
ナンバーレスカードのメリットは、盗難・紛失時にカード番号が流出しないというセキュリティ面が一番大きいのですが、三井住友カードゴールド(NL)に関してはおトク度も高くなっています。まず、年会費が5500円と安く、通常の三井住友カードゴールドの1万1000円と比べて半額です。
付帯サービスに関しては、通常の三井住友カードゴールドが海外旅行傷害保険が最大5000万円であるのに対し、三井住友カードゴールド(NL)は最大2000万円までと下がるものの、国内空港ラウンジサービスやトラベルサービスなどは同じ内容となっています。
逆に、三井住友カードゴールド(NL)には通常の三井住友カードゴールドにはないポイント優遇があります。それは、VISAタッチ・MasterCardコンタクトレスをセブン・イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで利用した場合、ポイントプログラム「Vpass」のポイント還元率が2.5%分アップするのです。
もともと三井住友カード発行の各種カードには、4社での利用に還元率2.5%の優遇があるため、タッチ決済を利用したケースでは合計5%のポイント還元率となります。5%という還元率はクレジットカードとしては非常に高い部類で、三井住友カードゴールド(NL)はコンビニ利用でおトクになるカードといえるでしょう。
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ラジオライフ編集部

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