災害対策にLEDライトを搭載したポケットラジオ
「TY-SPR4」は、東芝エルイートレーディングのポケットラジオの最新モデルで、旧モデルの黒やシルバーといった「いかにも」という色合いから一転、華やかなパールホワイトへと変身しました。そして、同社のポケットラジオのシリーズで、初めてLEDライトを搭載。いざという時の災害対策にも対応します。

ポケットラジオと思えない繊細な音質
LEDライト搭載のポケットラジオの受信感度は、AM/FM波ともにかなり高い印象です。AM波はノイズへの耐性も強く、内蔵バーアンテナの切れ味もシャープ。FM波は帯域全体で感度が一定しているため、安心感があります。90~95MHzの補完中継波だけ入りが悪いということもありません。
音質は、とてもクリアで濁りの無い音です。スピーカーでもイヤホンでも、低音がやや強く出る傾向にありますが、全体としては、実にパワフル。聞きやすい音に仕上がっています。
FMラジオ放送をステレオで聞いた時の音は、ポケットラジオのものとは思えないほど繊細で、引き込まれてしまうレベル。高価なヘッドホンで聞きたくなるほどの出来映えです。
ポケットラジオにLEDライトを搭載
TY-SPR4は、同社のポケットラジオのシリーズで、初めてLEDライトを搭載。手回しラジオをメインに懐中電灯付きのラジオは、数多く発売されていますが、TY-SPR4の連続点灯時間は約40時間とロングランです。
反射鏡の無いLED1灯式なので、眩しいほどの光ではありませんが、真っ暗な家で玄関先まで避難したり、ブレーカーの様子を見に行ったりする程度なら、十分に使える明るさです。
ただひとつだけ難点を挙げるなら、本機のLEDライトは、ラジオがOFFの時にしか使えないこと。ラジオを聞きながら点灯させることはできないのです。
受信周波数は522~1710kHz/9kHzステップ(AMラジオ放送)、76.0~108.0MHz/0.1MHzステップ(FMラジオ放送)。スピーカー外径/出力は28mm/80mWです。電源は単4形乾電池×2本で、サイズ/重さは55W×90H×15Dmm/71.5g。実勢価格は4,500円となっています。
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ラジオライフ編集部

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