キャンプに持って行きたいラジオのおすすめは?
アウトドアにおけるラジオの活用パターンを考えると、キャンプを筆頭に気軽なハイキングから、ちょっとしたトレッキング(山歩き)など、いろいろなパターンが思いつきます。どのようなパターンでも、出かけてから家に帰るまで、安定して聞けることが必須。そんなアウトドアに最適なラジオのベストバイを選びました。
キャンプ向けラジオは防水性も重要
キャンプに持っていくラジオは、ぶつけたり落としたりしたくらいで壊れては困りますし、故障につながる川原での水しぶきや雨への防水性も重要です。また、すぐに電池切れしてしまうようでは、話になりません。
キャンプでは、何かの作業をしながらラジオをつけっ放しにしていることも多く、とくにスマホがネットにつながりにくい山間部では、天気や安全情報が得られる大切な情報源になるのです。
そして、キャンプに持っていきたいラジオのベストバイに選んだのが、朝日電器の「ER-W40F」です。IPX4の防沫形で、アウトドアユースでのバランスが取れた、そつがない作りのラジオ。実勢価格は2,860円です。
チューニングのシビアさはわずかにマイナスですが、野外で重要な音量も十分で音質も良好。何より、温度計の装備はすばらしいことです。気温は、高くても低くても疲労を招きますが、それを客観的に確認できるのは安心感が違います。
キャンプ向けラジオのずば抜けた音量
常に温度と時間を同時に表示しているのが高ポイントでした。このような点が評価につながるのは、野外で使用するキャンプ向けラジオならではです。
キャンプに持っていきたいラジオ第2位は、東芝エルイートレーディングの「TY-JKR5」。小型で基本性能が高く、手回しラジオでありながら、IP54の防塵・防沫性を得ていることから2位となりました。実勢価格は5,580円です。
アウトドアでは、出かける時に電池を新品に交換するのが鉄則。しかし、うっかりは起きてしまうもの。そんな時でも、電池切れの心配がなく、スマホへの充電にも使えるのですから、全天候形のライフライングッズと呼んでもいいレベルです。
第3位は、オーム電機の「豊作ラジオPLUS」。単1形乾電池×4本を使用し、電池込みで1.2kgのヘビー級。実勢価格は2,680円です。
これを持って山に登れといわれたら暴力でしかありません。しかし、今はオートキャンプなど、荷物の重さを問題としないアウトドアが人気です。ずば抜けた音質と音量は、家族や仲間たちと過ごす時間を彩ってくれるでしょう。防水性能はIP66なので、川に落としたくらいでは浸水しないタフさも魅力です。
■「ラジオ」おすすめ記事
ラジオおすすめの1台はソニーのICF-M780N
AMラジオがなくなる?話題の「FM補完放送」とは
AMラジオ廃止問題は2023年の再免許時がポイント
BCLラジオのおすすめはソニーを超えたPL-880
InterFMが89.7MHzへ周波数を変更した理由とは
海外短波放送を聞くBCLラジオは乾電池が基本
ラジコの全放送を無料で地域外で聞く方法とは?
ソニーの手回しラジオの品切れが続いている理由
■「アンテナ」おすすめ記事
ループアンテナを作ってAMラジオの遠距離受信
BSアンテナの室内スタンドでこっそり楽しむ
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- ABEMA改造で便利機能をまとめて追加する裏ワザ - 2024年10月30日
- NHKのBSメッセージどんな仕組みで消去される? - 2024年10月30日
- 全国に2か所だけある「ETC2.0割引」の路線は? - 2024年10月30日
- TVerで日本全国の地デジローカル番組を見まくる - 2024年10月29日
- NHK受信料を7%オフにする超簡単な手続きとは? - 2024年10月29日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
AMラジオ廃止でもなぜNHKはAM放送を続けるのか
改正NHK経営計画でAMラジオ廃止の記載が消えた
AMラジオ廃止でNHK第二はいつからなくなる?
NHKラジオ受信料でFM放送が対象外にされた理由
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]